かわいくてつい許してしまう愛犬の「困った行動」ランキング! 2位「飼い主の上に乗っかる」、1位は?

All About編集部は全国10~70代の250人を対象に、「愛犬」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、かわいくてつい許してしまう愛犬の「困った行動」をランキング形式で紹介します。2位「飼い主の上に乗っかる」、1位は? ※画像:PIXTA

All About 編集部

ちょっと重いけれど、かわいい…… ※画像:PIXTA

ちょっと重いけれど、かわいい…… ※画像:PIXTA

11月22日は「ペットたちに感謝する日(THANKS PETS DAY)」。犬の鳴き声・ワンワン(11)、猫の鳴き声・ニャーニャー(22)という語呂合わせから、喜びや楽しさ、生きがいを与えてくれるペットたちに感謝し、動物と人との正しい関係を考える日として制定されました。

今回はAll About編集部が実施した「愛犬」に関するアンケートから、かわいくてつい許してしまう愛犬の「困った行動(いたずら)」をランキング形式にしつつ、All About 犬ガイドの川崎恵さんに「愛犬の愛情表現」について聞きました。

2位:飼い主のひざの上や腕の中に潜り込み、重くて動けないようにする/票数47票

2位は「飼い主のひざの上や腕の中に潜り込み、重くて動けないようにする」でした。洗濯物を畳んでいるとき、テレビを見ているとき、パソコン作業をしているとき、まるで構ってほしそうにひざの上や腕の中に潜り込んでくること、ありますよね。

「もう、今忙しいのに……!」と思いつつ、「しょうがないんだから」とまんざらでもない感じで犬をよしよし。きっとこういう経験のある人は少なくないのではないでしょうか。

回答者に選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。

「人間の子どものようなことをするなぁと思った。人間にも犬にも、こういう茶目っ気のある行動は、困りつつもついつい許してしまう」(40代男性/長崎県)

「散歩が終わった後、撫でることを要求されます。納得するまで、膝の上から、降りてくれません」(30代男性/愛知県)

「おやつでつっても動かない時は全く動いてくれません。そんな所も愛おしいです」(20代女性/神奈川県)

「何かしてるとすぐ膝にのったりして仕事にならないけどかわいい」(40代男性/群馬県)

「仕事をしている最中にされると、ペットのことを構いたくなるせいで仕事が続かないため」(30代女性/山形県)

1位:飼い主の布団やベッドを占領して、どいてくれない/票数97票

1位は「飼い主の布団やベッドを占領して、どいてくれない」でした。さて、そろそろ寝ようかなと思ったら……布団やベッドのいいところ(時には真ん中)を占領している。気持ちよさそうにしているので、どいてとは言いにくく……。結局飼い主が端っこで小さくなって寝るというのは、犬と一緒に暮らしている人のあるあるかもしれません。

回答者に選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。

「もう!と思っても寝ている時の顔が可愛いので結局許します」(20代女性/長野県)

「ここ私のベッドですけど?と言わんばかりの顔でこっちを見てる時がどうも許してしまうから」(20代女性/岩手県)

「ふとんが暖かくなるし、まぁいいかという気持ちになる」(30代男性/静岡県)

「布団の真ん中で堂々と寝ていて、どかそうとすると困った顔をするのでつい譲ってしまいます。狭くても一緒に寝られるならいいかと思ってしまうほどかわいいです」(40代男性/北海道)

「私が寝る前に先に愛犬が寝ていて、どいてーと言っても耳だけ動いてどいてくれない。困るけど可愛すぎます」(30代女性/栃木県)

なお、回答してくれた多くの人が「どの仕草もイタズラとは思えないかわいい行動」と、犬たちへの愛にあふれていました。

犬に詳しい川崎恵さん「愛犬たちの素直な愛情表現」

川崎:今回アンケートに寄せられた「布団を占領する」「飼い主のひざの上に乗る」といった犬たちの行動は、“困るけれど愛おしい”ものばかりです。どのエピソードにも、飼い主が思わず笑顔になる“共に暮らす喜び”があふれていますね。

犬は、もともと群れで暮らしていた名残から社会性が高く、信頼できる存在のそばにいることで落ち着いて過ごせるといわれています。

ひざの上に乗ったり布団を占領するのは、「ここが一番安心」「あなたのそばが好き」という、愛犬たちの素直な愛情表現といえるでしょう。

また、11月22日の「ペットたちに感謝する日」は、動物との関係を改めて見つめるよい機会です。愛犬たちが健やかに過ごせるよう、季節の変化に合わせた環境づくりも大切にしたいですね。

これから寒さが厳しくなる季節。室温管理だけでなく、乾燥や冷えへの対策も重要です。体高の低い犬は床からの冷気が負担となります。私たちが感じる体感温度と愛犬たちが感じる温度が違うことを覚えておいてください。

また、冬は水を飲む量が減りがちです。飲みやすい温度や位置にも気を配ってあげたいですね。

大切な子との日々が、これからも笑顔で満たされ続けますように。

>10位までの全ランキング結果を見る

【川崎恵プロフィール】
ペットロスカウンセラー。ペットを亡くした人の心のケアを20年近く行っている。また、多くの死を見つめてきたからこそ分かる「ペットと後悔なく、豊かに生きるための視点」を講師として、ライターとしても情報発信中。これらの活動は「世界で最も影響力のある獣医師15名」に選出されたアレン名誉博士に日本で唯一推薦状を授与された。

<調査概要>
愛犬に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査日:2025年11月6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:85人、女性:160人、回答しない:5人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています
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