両親と行く、ビーチリゾートの選び方
現地についてから、リゾートへのアクセスもポイント
- 日本から直行便でアクセスできること
- 日本人スタッフが常駐しているホテルが多いエリアであること
- 申込み時に客室のリクエストができること
1、日本から直行便でアクセスできること
直行便とは、ダイレクトに目的地へ飛ぶフライトのこと。つまり飛行機に乗り込んだら、あとは何にもしなくても、目的地まで自動的に運んでもらえるわけです。乗継ぎ便のように、乗継ぎ地で次にどの便に乗るのか、搭乗口や搭乗時間をチェックするなどの、手間がありません。そしてご両親の疲れを考えると、所要時間も短い方が望ましいでしょう。直行便で結ばれているビーチリゾートを成田からの所要時間が短い順にあげると、グアム、サイパン、セブ、(チャーター便のパラオ)、ハワイ、コタキナバル、プーケット、ニューカレドニア、フィジー、バリ島、モルディブ、タヒチ。このあたりから目的地を絞っていくのが、早道と言えるでしょう。
2、日本人スタッフが常駐しているホテルが多いこと
日本人スタッフが常駐しているホテルは、それだけ日本人旅行者に対するケアが細かいことの表れです。日本語が通じるので安心な上、日本食やツインベッドの部屋を用意するなど、日本の習慣を考慮しているケースもあります。年配のご両親の場合、習慣の急激な変化はあまり望ましいとはいえません。それに、そうしたホテルが多いビーチリゾートは、エリアとしても日本人が過ごしやすい環境が整っていたりします。また、伝統文化や名所など、ご両親が興味を持つ見所があるようなエリアが、飽きさせることなくよいでしょう。具体的にはサイパン、グアム、ハワイ、プーケット、バリなどがあげられます。
3、申込み時に客室のリクエストを
ご両親連れの旅におすすめの客室は、ホテルのコネクティングルームか、2寝室以上のヴィラやコンドミニアムでしょう。コネクティングルームとは、2つの客室の壁に、両方の部屋を行き来できるドアを設けた客室のこと。このタイプなら隣の部屋へ行くのにわざわざ廊下へ出る必要がありません。また、ホテルの場合、スイートもおすすめ。スイートはベッドルームとリビングが分かれた間取りの客室で、隣のスタンダードルームとコネクティングになっているケースもあります。しかし、コネクティングルームがないホテルもあることでしょう。その場合は隣同士の客室をリクエストするといいでしょう。
2寝室以上のヴィラやコンドミニアムは、ひとつのユニットで家族一緒に過ごせるのがメリットです。キッチンの付いているコンドミニアムならば、ご両親に日本食を作ってあげることもできます。
ホテルもコンドミニアムも、ベッドはツインであるといいでしょう。年配の方はご夫婦であってもダブルベッドに苦手意識を持つことが多いからです。ダブルベッドの場合は、エキストラベッドを用意する、ソファベッドのある部屋にするなど、配慮してあげましょう。
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