12月におすすめの株主優待銘柄は?
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向にあります。好優待銘柄を先回りして購入しておくことで、値上がりが期待できるといえるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい12月の優待銘柄をご紹介します。今のうちに買いたい12月の優待銘柄その1:サッポロホールディングス<2501>
【業務内容】国内外で酒類・食品飲料の製造販売、不動産事業(国内のみ)を展開【単元株数】100株
【最低購入金額】75万5900円(2025年10月24日時点)
【権利確定日】12月末日
【優待内容】自社商品詰め合わせセット(ビール・飲料水など)
◆100株以上
【3年未満保有株主】……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×4本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(1000円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(1000円相当)
【3年以上保有株主】……(1)~(4)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×6本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(1500円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(1000円相当)
◆200株以上
【3年未満保有株主】……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×8本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(2000円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(2000円相当)
【3年以上保有株主】……(1)~(4)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×12本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(3000円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(2000円相当)
◆1000株以上
【3年未満保有株主】……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×12本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(3000円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(3000円相当)
【3年以上保有株主】……(1)~(4)の中から、いずれか1点
(1)ビール詰め合わせセット(350ml缶×20本)
(2)食品・飲料水詰め合わせセット(4500円相当)
(3)社会貢献活動への寄付(3000円相当)
上記とは別に
◆200株以上
サッポロライオンチェーンなどの優待券5枚
サッポロホールディングス<2501>の優待は、自社製品であるビール、食品・飲料水などの詰め合わせ、子会社でも使える割引券などもあり、魅力的な優待内容といえるでしょう。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向といえます。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を10月末に購入し、12月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認できます。
■検証結果■ 勝率:79.17%
勝ち数:19回
負け数:5回
引き分け数:1回
平均損益(円):14,056円
平均損益(率):7.03%
平均利益(円):21,715円
平均利益(率):10.86%
平均損失(円):-12,237円
平均損失(率):-6.12%
合計損益(円):351,401円
合計損益(率):175.70%
合計利益(円):412,587円
合計利益(率):206.30%
合計損失(円):-61,186円
合計損失(率):-30.59%
PF(プロフィット・ファクター):6.743
平均保持日数:50.04日
検証結果を見てみると、勝率は79.17%、1トレード当たりの平均損益(率)は7.03%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
今のうちに買いたい12月の優待銘柄その2:キリンホールディングス<2503>
【業務内容】酒類・飲料の製造販売【単元株数】100株
【最低購入金額】22万2150円(2025年10月24日時点)
【権利確定日】12月末日
【優待内容】
①優待品
②プレミアム優待(特別な商品や割引サービスなどを抽選にて提供予定)
◆100株以上
【1年以上3年未満保有株主】……①500円相当
【3年以上保有株主】……①2000円相当+②
◆1000株以上
【1年以上3年未満保有株主】……①1000円相当
【3年以上保有株主】……①4000円相当+②
◆3000株以上
【3年以上保有株主】……①6000円相当+②
※キリンホールディングスの株主優待は2024年8月に変更の発表がありました。2024年12月末日の基準日において、継続保有期間が1年以上3年未満の株主には、新制度への移行経過期間を設け、継続保有期間が3年に達するまで(最長2025年12月末日まで)、「100株以上1000株未満1000円相当」「1000株以上3000円相当」という以前の内容の優待品が提供されることになります。その他、詳しくはwebサイト等をご確認ください。
キリンホールディングス<2503>の株主優待は、自社グループ製品(ビール・清涼飲料水など)の詰め合わせや、長期保有株主向けのプレミアム優待(グループ特別商品の抽選)などが用意されており、魅力的な優待内容といえるでしょう。優待の権利確定日が12月末であるため、その日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を10月末に購入し、12月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認できます。
■検証結果■ 勝率:60.00%
勝ち数:15回
負け数:10回
引き分け数:0回
平均損益(円):2,880円
平均損益(率):1.44%
平均利益(円):14,276円
平均利益(率):7.14%
平均損失(円):-14,214円
平均損失(率):-7.11%
合計損益(円):72,004円
合計損益(率):36.00%
合計利益(円):214,145円
合計利益(率):107.08%
合計損失(円):-142,141円
合計損失(率):-71.07%
PF(プロフィット・ファクター):1.507
平均保持日数:50.04日
検証結果を見てみると、勝率は60.00%、1トレード当たりの平均損益(率)は1.44%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
12月は、優待権利が確定する銘柄が180銘柄近くあります。一年の中でも、3月、9月に続いて3番目に多い月です。注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向にあります。
権利確定日直前にあわてて購入すると、高値づかみして、不用意な損失をこうむる場合もあります。早いうちに好優待銘柄に先回りしておくことで、お得に優待銘柄を獲得できるでしょう。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を保証するものではありません。しかし、株の売買を行うに際して、今回のように簡単な検証することで、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか事前に把握できます。
検証を行ってから投資すれば、きっと安心感が違うことでしょう。皆さんも投資する際には一度検証してみてくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)









