デパートやスーパーなど街中のあちこちでチョコレートを見かける季節になりましたね。日本の2月14日バレンタインデーですが、最近は少なくなったらしい義理チョコ習慣にヤキモキしたり、友達同士で美味しいチョコを交換したり……と色々な用途がありますが、やはり基本は女性が男性にチョコレートに想いを込めて愛の告白をする日ですよね。

スペインのバレンタインデー

バラ
バラの花でスペイン人男性は女性のハートを狙う?
スペインでは、カップル同士で食事に出かけたりプレゼント交換をしたり、夫婦間で男性が女性にバラの花束をプレゼントする習慣はありますが、チョコレートをあげる習慣はありません。

スペインには4月23日に「サン・ジョルディの日」という日本のバレンタインと似た日があります。バロセロナを中心としたカタルーニャ地方では、美と教養と求愛の形として、男性が女性に花を、女性が男性に本をプレゼントする習慣があります。その季節になると今の日本がチョコに溢れるように、街中に花や本の市が多く並びます。

甘いチョコレートの歴史

その甘いチョコレートの発祥の地は意外なことにスペイン。ヨーロッパのチョコレートの歴史は、16世紀の1519年にスペインの野心家フェルナンド・コルテスFernando Cortes (1485年~1547年)がメキシコからカカオを母国に持ち帰ってカルロス1世に献上したところから始まります。

彼がカカオを持ち帰った当時は、カカオを水で溶かし、疲労回復など薬用効果のある飲料とされていました。その後、お湯で溶かし砂糖を加えることで美味しいホットチョコレートという甘い美味しい飲み物に変わっていきました。

ココア
4世紀前のスペインで生まれました。
これが今スペインで飲まれているChocolate(チョコラーテ:ココア)の元祖ですね。ただ当時、この飲み物はとても貴重なもので、庶民には縁がなく、王室や貴族、豪商などお金持ちの間で愛されました。このチョコレートにより王室はたくさんの利益を得た為、このチョコレートのレシピは門外不出のスペイン国外には出回りませんでした。

その後、1606年イタリア人カルレッティーがイタリアにチョコレート製法を伝え、1615年のスペイン王女アンナがフランスの王ルイ13世に嫁いだことでフランス貴族にもチョコレートを飲む習慣ができ、そして、ヨーロッパ中にチョコレートが広がっていきました。

スペインのチョコレート

チョコレート
日本でもスペインのチョコレートが食べられます。
日本でもスペインのチョコレートがお手軽に味わうことができます。その中でオススメのチョコレートが「BODEGA (ボデガ)」。スペイン北西部の町ラコルーニャの街角で身近な人の為に家族で手作りして配ったのが始まりです。

何種類かのチョコレートをブレンドし「ダブルホイップ」と呼ばれる製法で作られるチョコレートは口どけが柔らかいのが特長。先祖から受け継いだスペインの伝統的な製法で作られるチョコレートは口コミであっという間に人々の評判を呼びました。その後、家族がスペインからアメリカへ移住してからも、この家庭の味はアメリカのセレブの間でも評判となり、あのカンヌ国際映画祭やアカデミー賞の公式チョコレートにもなっています。

家族で伝統を守ってきたチョコレートの味は、家庭内や恋人同士のコミュニケーションのお供にオススメです。甘いものが苦手な彼でもワインと一緒に小さくカットして、バレンタインの演出をしてみても良いかもしれませんね。甘いチョコレートが苦手な男性にはお勧めのスペインの甘口の白ワインがあります。その名は「San Valentín(サン・ヴァレンティン:聖人の名前)」と、名称がそのままでなのでわかりやすいですね。


「ボデガ」オフィシャルサイトhttp://www.bodegachocolates.jp/


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