「滑走路そばの名物スポット」千里川土手(伊丹空港)
大阪国際空港(伊丹空港)の滑走路そばにある名物スポットで、日中過ごしやすい気候となると同時に草が秋らしく色づき始めます。夏よりも空気が澄み、冬のように寒くない撮影向けの季節でもあり、1年で最も訪れる機会が増えます。2025年8月、空港に近い部分がリニューアルされ、以前は土だった通路がコンクリートとなり、中央付近の土手も階段状に整備されて座れるようになりました。ただ、川の向こう側にある通路は閉鎖されて立ち入れなくなったので要注意。
また同時期に、土手近くに「豊中つばさ公園ma-zika」が一部開園しました。土手には何もない一方、屋根付きの展望テラス、トイレ、駐車場があるなど、家族連れほか誰でも利用しやすい施設ができ、土手と合わせておすすめのスポットです。
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「季節ごとに美しい花々が!」さぬき空港公園(高松空港)
高松空港の滑走路を挟んでターミナルの向かい側にある「さぬき空港公園」は、飛行機を眺めながら、季節ごとの美しい花々も楽しめるスポット。
春は菜の花やポピー、夏はひまわり、秋の始まりはコスモスが咲き誇ります。主にピンクや白などの色の花が咲き、その後ろを飛行機が離着陸していきます。コスモスと飛行機を一緒に撮影できる空港はそう多くないため、これを撮るために全国各地から遠征する人も。コスモスの時期が終わると、小麦色のススキが広がります。
公園内に、戦後日本で唯一の国産旅客機「YS-11」(元エアーニッポン)も展示。さらに、空港およびこの公園の周辺に、讃岐うどんの店がいくつか点在しており、もし車であれば、地元名物の食べ比べもおすすめです。
「富士山のシルエットが美しい」羽田空港展望デッキ
日本で最も発着数が多い東京国際空港(羽田空港)には3つのターミナルがあり、それぞれ無料の展望デッキが設置されています。特に、国内線の第1ターミナルにある展望デッキは富士山が見えることで知られています。ただし、きれいに見えるタイミングはなかなか難しいところ。
おすすめの時期は、空気が澄んだ晴れた日で、11月から1月ごろが狙い目。特に夕方、富士山がシルエットとなり、とても美しい光景に遭遇できるかもしれません。
もし都心にいて、「今日の夕陽はきれいそうだ」と分かれば、天気予報を見つつ、羽田空港へ走ります。羽田空港は、都心から近く、交通アクセスがよいのもメリット。もちろん飛行機を利用する際に遭遇できれば、とてもラッキーです。