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元銀行員は見た!通帳・印鑑をなくす人の共通点って?貧乏体質まっしぐらに?

通帳や印鑑をなくしてしまう人は、一定数います。しかも実際には「同じ人が繰り返しなくしている」というケースが多いのです。通帳や印鑑は大切な貴重品。それなのに、なくしてしまう人には意外な共通点があるのをご存じでしょうか? ※サムネイル画像:PIXTA

飯田 道子

飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術 ガイド

金融機関勤務を経てFP資格を取得。 各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっています。 どの金融機関にも属さない独立系FPです。

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通帳やキャッシュカードをなくしてしまうと、再発行をしなければならず、再発行手数料がかかってしまいます。お金がかかったとしても再発行できれば良いという考えはあるかもしれませんが、手間と時間が取られてしまいますので、忙しい私たちの生活にも多少なりとも影響が出てしまいます(画像:PIXTA)

通帳やキャッシュカードをなくすと、再発行が必要になり、手数料もかかってしまいます。「お金を払えば再発行できるから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、手続きには時間も手間も取られます。忙しい生活のなかでは大きな負担となってしまうのです(画像:PIXTA)

通帳や印鑑は大切な貴重品。それなのに、なくしてしまう人には意外な共通点があるのをご存じでしょうか?

整理と収納のルールがない

探しモノをすることが多い人は、常に何かを探している印象があります。よく使うモノの「置き場所を決めていない」のです。

もちろん、通帳や印鑑が特別なモノだと理解している人が大半です。しかし、用事が済んだら机の上に置きっぱなしにしてしまう、バッグに入れっぱなしにして忘れてしまう、といった悪いクセがついている人は少なくありません。

実際、モノをなくしてしまう原因の多くは「置き場所が決まっていないこと」にあります。お金に関するモノはこの引き出し、権利関係の書類はこのファイル、といったように整理と収納のルールをつくる習慣を身に付けることが大切です。

周囲に気を配る余裕がない

1つのことに集中する姿勢は大切ですが、周囲に気を配る余裕がない人は要注意です。

忙し過ぎて余裕がないと、通帳や印鑑を落としたり置き忘れたりするリスクが高まります。昔から「ながら作業はよくない」と言われるのは、まさにこのことです。

大切なことは、
  • 1つのことが終わったら次に取り組む
  • 区切りを付けて行動する
という流れを意識すること。これだけでも大切なモノをなくすリスクをぐっと減らせます。

この結果、貧乏体質まっしぐら?

元銀行員としての経験から言うと、「通帳や印鑑の喪失届け」を出す人は、同じ人が繰り返しているケースが多い印象でした。

通帳やキャッシュカードをなくすと、再発行が必要になり、手数料もかかってしまいます。「お金を払えば再発行できるから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、手続きには時間も手間も取られます。忙しい生活のなかでは大きな負担となってしまうのです。

さらに、大切なモノをなくすことで心身に負荷がかかり、生活全体に悪影響を及ぼすこともあるかもしれません。

なくしてしまったときは気持ちを切り替えることも大切ですが、そもそもなくさない工夫をすることが一番。「自分が忘れないためのルール」を決めて守ることが、何よりの予防策になるのです。
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