男子中学生が将来なりたい職業ランキング、1位は?
2025年の男子中学生のなりたい職業ランキングでは、1位「公務員」(16%)、2位「プロスポーツ選手」(15%)、3位「YouTuberなどの動画投稿者」(14%)、4位「会社員」(11%)、5位「ITエンジニア・プログラマー」(10%)となった。2024年の同調査では1位だった「YouTuberなどの動画投稿者」が3位へ後退。これまでなりたい職業ランキング上位であった公務員が本調査開始以来、初の1位獲得となった。

男子中学生の将来の夢 ※画像:ソニー生命保険 公式Webサイト
将来なりたい職業ランキングの結果と照らし合わせると、公務員やプロスポーツ選手、YouTuberなどは、「好きなことを仕事にする」や「安定した毎日を送る」といった将来の夢を反映した結果といえるかもしれない。
8年前と比較して見えてきたこと
では、本調査の開始初年度である2017年の将来なりたい職業ランキングと将来の夢はどうだったか。 2017年の男子中学生のなりたい職業ランキングTOP5は、1位「ITエンジニア・プログラマー」(24%)。以降、2位「ゲームクリエイター」(20%)、3位「YouTuberなどの動画投稿者」(17%)、4位「プロスポーツ選手」(16%)、5位「ものづくりエンジニア(自動車の設計や開発など)」(13%)となっている。2025年の1位になった「公務員」は6位。4位であった「会社員」はランク外だった。
2017年、男子中学生が抱く将来の夢は? ※画像:ソニー生命保険 公式Webサイト
2025年度の結果と比較すると、順位自体にさほど変わりはないものの「安定した毎日を送る」に関しては16%、「好きなことを仕事にする」にいたっては20%増加している。もしかしたら、コロナ禍などを経たこの8年間で、より安定的な仕事、または自分のやりたい仕事への興味関心が高まっているのかもしれない。
>>女子中学生が「将来なりたい職業」ランキング、1位は?
<参考>
ソニー生命保険「中高生が思い描く将来についての意識調査2025」
ソニー生命保険「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」
※選択肢の表記は原文ママ