収納の要望は千差万別で、家族ごとにプランが必要

櫻井「お客様からお聞きする収納のお悩みは、単純に“ものが散らかる”だけではありません。持ち物の量やライフスタイルによって、とにかく収納の広さがほしい、収納を造り付けにしたいなどリクエストは千差万別です」
萩原「かなり具体的に寸法のご指定をいただくこともあり、収納が暮らしの中で重要事項であることが伺えます。また最近はSNSの影響もあって、中まで美しく見映えがする収納をつくりたいというご要望も増えています」
住友林業では、上手に収納できる間取りや収納部材のバリエーションが豊富に揃っています。我が家にぴったりの組み合わせで、家づくりの参考にしていただけるポイントをご紹介します。
賢い収納ができる間取り、3つのポイント

櫻井「玄関からリビングへ向かう通路にファミリークロークを設けると、アクセスがよく使いやすい収納になります。動線を兼ねているので、通るときにサッとしまえる効率のよさが魅力です」
萩原「ウォークインクローゼットに2方向の出入口(寝室側・廊下側など)を計画するパターンが増えていて、共働きや帰宅が遅い方がいるご家庭でも使い勝手がよく、とおりぬけ収納が導入しやすい例です」
2つめは、毎日使う衣類からかさばる季節家電までも片づけられる、たっぷりした広さの「まとめて収納」です。
萩原「収納専用の小さな部屋というイメージですね。ウォークインクローゼットはすでに定番ですが、エントランスクロークやパントリー、小屋裏収納なども含めて、ものの大きさや量に柔軟に対応できる収納はほしいところです」
櫻井「出入口に扉やカーテンをつければ見た目がすっきりして、生活感をカバーできます。プライバシー性の高いもの、子供に触れてほしくないものは、寝室に設けた『まとめて収納』にしまえると安心です」
そして3つめは、その場で散らかる小物や本などをすぐ片付けられる「こまごま収納」です。
櫻井「ものを使う場所の近くに必要な収納で、使用頻度が高いものをしまうための収納です。造り付けにしてもいいですし、チェストなどの置き家具をインテリアの一部として取り入れても良いですね。住友林業では専門のインテリアコーディネーターが、素敵な家具のご提案もしています」
収納のコツに特化したカタログ『SeiList』は必読の1冊

萩原「住友林業の注文住宅は専任の設計士がご提案し、室内に使用するオリジナル部材の種類も豊富です。そのノウハウから『とおりぬけ・まとめて・こまごま』の3つの収納ポイントをバランスよく設計に活かして、収納上手になる方法をご紹介しています」
櫻井「家事や暮らしやすさにこだわったカタログでは、洗濯空間を特集した『SENTAKist』があります。そのシリーズとして、収納・整理のテクニック、リビングやキッチン・寝室・玄関など居室ごとの具体的な収納プランニングを盛りこみました」
どんな家がほしいかを検討している方に、ぜひ読んでいただきたい1冊となっています。
次のページでは、カタログにも掲載されている「居室ごとの収納のコツ」を見ていきましょう>>
<関連リンク>
収納力UP空間『SeiList』のカタログを請求する>>
せんたく力UP空間『SENTAKist』について詳しくみる>>