まとめ: 「地デジ」の特長と、使いこなし方法
地上デジタル放送は、受信レベルが一定以下になると、モザイク状のノイズが現れる。 それ以下になると、フリーズしたり、映像が途絶える。 |
今回は、到達する電波条件の悪い街中で実験しました。 アナログ放送なら、2重映りや揺らぎ、色の滲みで視聴に耐えない状況ながら、地上デジタル放送では、大半のチャンネルがクリアに映りました。 これは、地上デジタル放送の仕組みが、反射による電波障害を受けにくい事、また、最低限必要な電波さえ受信できれば、クリアに視聴できるという特徴によるものです。
一方、最低限の受信強度を下回ると、写真のように画面がモザイク状になったり、映像と音声が途切れるなど、全く視聴できなくなるのは、デジタル放送のデメリットです。 映像や音声にノイズが入りながらも、我慢すれば、何とか情報を得られるアナログ放送に慣れていると、違和感を感じるでしょう。
デジタル時代は何事も「0」か「1」。
テレビなら、「映る」又は「映らない」のどちらかと覚悟し、充分な電波を受けられるようにする必要が有ります。 今回、室内アンテナでも、意外と受信できる事が分かりましたが、やはり都会では、屋外アンテナ、共聴アンテナ、ケーブルテレビなどを利用するのが正解と言えます。
■室内アンテナの使いこなし方法
室内アンテナで何とかしたい場合、設置位置を工夫する事で、改善できる場合が有ります。 マンションなど、鉄筋コンクリート製の建物の場合、室内に電波が届きにくいので、アンテナをベランダに設置してみましょう。 今回ご紹介した「UwPA」など、室内用アンテナでも、屋外兼用で使用できる製品も多く有ります。
また、上下左右の向き、高さの微調整も効果が有りますので、全てのチャンネルが良好に映るポイントを探してみてください!
筆者が、記事中と同じ条件で、アンテナをベランダに出してみたところ、概ね全てのチャンネルを見ることが出来ました。
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