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都会で地デジ用室内アンテナは使えるか?(2ページ目)

地上デジタル放送は、室内アンテナでもクリアで安定した受信できる可能性が高い事をご存じでしょうか? 地デジ時代に注目されている、「室内」アンテナの有効性を、都会のマンションの一室で検証!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

実験の方法

アンテナは室内に設置。 NHKの受信を優先し、できる限り全ての放送局が受信できるように微調整して固定。 (設置後は、一切動かさない) 

受信レベルの測定は、地上デジタルチューナー内蔵テレビ、パナソニック『TH-20LX60』の「アンテナレベル」表示機能を利用しました。

使用した、室内アンテナ。 

地デジ(UHF)用の『UwPA』

測定に利用した、テレビのアンテナレベル表示機能。

パナソニック『TH-20LX60』の「アンテナレベル」表示機能。 この製品の場合、40以上の数値を保てれば、問題なく視聴できる。

都会でもそこそこ使える!地デジ室内アンテナ『UwPA』!

ビルや高架道路に囲まれた、都会のマンションの1階。 アナログ放送なら、室内アンテナでは、殆ど映像が映らない程の電波条件です。

実験前、「全く映らないと記事にならないな~」と不安でしたが、結果は「おおっ、意外と映る!」。 全く想定外の好結果に驚きました。 

半数のチャンネルは、受信レベルは40~50前後と低位ながら、まずまず安定して視聴出来ました。 瞬間的なブロックノイズを我慢すれば、2つのチャンネルを除き、視聴出来るレベルでした。

以下、結果を数値とグラフで表しています。

実験の結果(グラフ)

クリックで拡大

実験の結果(数値)

測定結果に関するご注意: 

・朝日放送と関西テレビが、40(レベル)を割り込み、視聴不能状態を示していますが、これは、筆者の受信環境において、NHKの受信を優先してアンテナの方向を定めた場合です。 両放送局が送出している電波に問題があると言う意味ではありません。

測定の結果は、あくまでも筆者が試した結果です。 皆様が製品をお求めの際は、必ず事前に、購入される地域の電器店へご相談ください。

次のページは、地デジならではの受信特長と、「使いこなし方法」のまとめです。

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