ホームシアター/ホームシアター関連情報

マイ ホームレス シアター 賃貸の知恵集 1(2ページ目)

賃貸なら内装工事はもちろん、ネジや釘も御法度!そんな「マイホームレス」生活で、上質なホームシアターを楽しむ為のアイデアを、シリーズ記事でご紹介します!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

マイ ホームレス シアター
準備編: 防音第一 音漏れ対策は物件選びで決まる

防音の重要性

集合住宅の場合、「騒音」によるトラブルは絶えません。 オーディオを含め、生活騒音は、一度気になり出すと、どんなに少音量でも「聞き耳」がたってしまうものです。あなたにとって心地良い音楽でも、隣人には騒音と心得えましょう。

また、音漏れを気にしていては、リラックスして映画や音楽を楽しむ事は出来ません。 サブウーファーを駆使し、重低音の迫力を楽しむホームシアターの場合、通常のステレオ(オーディオ)よりも配慮が必要です。

 

防音に有効なのは重量物しかない

防音には、遮音と吸音があります。 一般的に防音材として知られるグラスウールは、高域音の吸収に効果が有るものの、重低音には無力です。もし重低音まで吸収しようとすると、その厚さは1m級になってしまいます。

集合住宅で、隣家への音漏れを防ぐには、コンクリートのような重量物での遮音が効果的です。

ホームシアターを計画している場合、まず、コンクリート造りの建物に注目するのが第一と言えます。

 

物件選びのポイント

コンクリート造り

先に述べた通り、防音を考えれば、コンクリート造りが前提となります。

物件情報では、「鉄筋コンクリート」や「RC」といった表示がそれにあたります。

 

立地

鉄道や幹線道路沿いなど、騒音の多い立地で、騒音対策が講じられている物件は要注目です。

外からの騒音が低減されるという事が、逆に外への音漏れも少ないと言えるからです。

また、騒音の多い環境では、隣人の出す騒音も気になりにくいものです。

 

同じ建物なら、1階&角部屋が有利

1階なら、最も心配な、階下への音漏れを気にしなくて済みます。 また、角部屋なら、隣家と接していない部屋を利用する事で、隣家への音漏れを軽減する事ができます。

写真のように、2階以上でも、階下が駐車場や商業施設など、住人のいない場合も好都合と言えます。

 

防音対策物件

コンクリート造りでも、コンクリートの厚さや施工方法により、音漏れの度合いは大きく異なります。 可能であれば、防音性能を売りにしている物件を選びたいものです。

 

次のページでは、今すぐ実効したい音漏れ対策アイデアなど・・・

 

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