ケーブルテレビのメリット&デメリット
まず、テレビの受信方法には、戸別にアンテナを設置する方法とケーブルテレビ(有線)があり、さらにケーブルテレビにはいくつかの方式があります。
代表的な各方式のメリットとデメリットを知り、自分に適した賢い受信方法を見つけてください!
受信方法
メリット
デメリット
戸別にアンテナを立てる
(UHF/ディッシュ)
テレビが何台有っても、月々の支払いは視聴料のみ
アンテナ設置費用が発生する
各テレビにデジタルチューナー(内蔵又は外付)が必要 |
BS/CS/NHK視聴料は、それぞれ個別に契約が必要 |
ケーブル
(トランスモジュレーション)
・一契約で、地上、BS、CS、他専門チャンネルが視聴可能
・テレビに各種チューナーが不要
各テレビおよび録画機にSTBが必要(1台追加費用2,000円/月)
テレビや録画機に搭載のチューナーが無駄になる |
映像の品質はSTBに因る為、画質面で不利 |
録画が複雑で不便
-EPGによる録画予約は可能だが実質困難
-テレビ視聴時、録画出来ない
-ダブルチューナーによる2番組同時録画が出来ない
ケーブル
(地デジ
パススルー)
・地上デジは戸別にアンテナを立てるのと同様に視聴、録画可能
BS/CSは、パススルー不可、視聴する場合・・・
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各テレビに、STBが必要(1台追加レンタル費用2,000円/月)
-テレビや録画機に搭載のチューナーが無駄になる
-映像の品質はSTBに因る為、画質面で不利
* 備考:
- STBの1台追加レンタル費用(2,000円/月)は目安です。運営会社によって異なります。
- 上表のケーブルテレビは、各家庭にSTBを一台設置する場合を基準としています。
■用語解説:
UHFアンテナ:
戸別に地上デジタル放送を受信する場合に必要となるアンテナ。
電波塔方向に、山やビルなど障害物のある場合や、集合住宅では、共聴アンテナを設置する場合もあるが、受信方法は同じ。
ディッシュアンテナ:
戸別にBSやCSなどの衛星放送を受信する場合に必要となる、皿形のアンテナ。(平面タイプもある)
マンションなどの集合住宅の場合、共聴アンテナを設置する場合もある。
STB: Set Top Box略。(セット・トップ・ボックス)
ケーブルテレビの場合、ケーブルテレビ会社から送られてくる番組を選局して、映像に変換する装置。
トランス・モジュレーション:
ケーブルテレビ会社から、専用方式で変換して送られてくる番組を、STBで映像に変換する方式。
地上デジタル パス・スルー:
ケーブルテレビ会社のケーブルを利用しつつ、地上デジタル放送の電波はそのまま流す方式。
次のページでは、ズバリ、どうすれば良いのかをまとめます!