
寝室は他人の目に触れない場所であるため、ゴミや不用品をつい収納してしまう人も少なくありません。とはいえ、寝室は本来、心身をリラックスさせるための空間です。不要なモノをため込んでいては、せっかく呼び込んだよい運気も逃げてしまいますよ(画像出典:amanaimages)
寝たばこだけじゃない!寝○○は運気を下げる
安全面の観点から、「寝たばこはNG」ということは、皆さんご存じですよね。運気を下げるどころか火災の危険性もある非常に危ない行為です。しかし、実はもう1つ運気を下げてしまうNG行為があります。それが、ベッドや布団の上での「寝ご飯」です。
「寝ながらご飯を食べる人なんているの?」と思うかもしれませんが、ベッドの上で寝転びながらテレビや音楽を楽しみつつ、つい食事やお菓子を食べてしまうという人は意外と多いのです。けれども、この行為は運気を大きく下げてしまうといわれています。
確かに、寝室はリラックスする空間であることに間違いはありません。ですが、本来は食事をする場所ではないのです。
どうしても寝室で食事を取らなければならない場合は、寝たままではなく、しっかり身体を起こし、トレーなどに食品をのせて丁寧にいただくようにしましょう。
もちろん、「寝ながら食べる」のは絶対にNGですよ。
ゴミはすぐに片付けることが大切
複数の部屋がある家では、「とりあえず人目につかない寝室に不要なモノやゴミを置いておく」というケースが少なくありません。また、1人暮らしの方に多いのが、「面倒だから」と、ベッド周りにゴミやモノを散らかしたままにしてしまうケースです。しかし、そういった状態を放置していると、運気はどんどん下がってしまいますよ。
「必要なモノをすぐ手に取れるから便利」と思う方もいるかもしれませんが、便利さと引き換えに、運気を落としてしまっている可能性があることを忘れないでください。
たとえゴミをゴミ箱に入れていたとしても、部屋が散らかっていては、よい運気はそこにとどまりません。スッキリと整った空間こそが、運気を呼び込む土台になるのです。
風水よりも、まずは整理整頓を心掛けよう
風水では「北枕で眠ると頭がさえ、金運アップにつながる」といわれています。私自身も、これまで何度か北枕で寝ることをおすすめしてきました。とはいえ、いくら風水を意識して枕の向きを変えたり、部屋を飾ったりしても、肝心の部屋が散らかっていては、運気は下がる一方です。風水とは、住まいや空間によい「氣」を取り入れ、心地よい環境を整えるための学問です。どれだけ風水のルールに従って行動しても、その空間が「氣がとどまりやすい」=「清潔で整った空間」でなければ、本来の効果が発揮されにくくなってしまいます。
部屋数の都合で、寝室が他の用途(仕事部屋や趣味スペースなど)を兼ねているケースも多いかと思います。そうした場合でも、その都度メリハリをつけて使い方を切り替えることで、運気を下げるのを防げます。
空間には目的があります。それぞれの部屋に合った使い方を心掛けることこそが、運気を守る第一歩なのです。