2006年の注目は「地デジ対応20型液晶テレビ」!
写真は、ソニーの最新モデル「KDL-20S2000」。 2006年3月上旬発売(予定)。
2006年は、地上デジタル放送が全国的に受信可能となる、まさに「デジタルテレビ元年」。 加えて、トリノオリンピックやサッカー「W杯」といった、世界的なスポーツイベントが、ハイビジョンの高精細で美しい映像で放送されるとあって、ハイビジョン対応のデジタルテレビに、ますます注目が集まりそうです。
過去、地上デジタルチューナー搭載のハイビジョン対応テレビと言えば、32型以上(20万円前後以上)の大型製品が中心でした。 ところが、2006年の春は、20型で10万円~15万円程度と手頃な製品が多数登場し、より身近な存在となります。 食事時間などでちょっとテレビを見たい・・・など、日常のテレビとしても手軽で、爆発的に売れそうな予感!
今回は、そんな「地デジ対応20型液晶テレビ」に注目し、2006年春の最新モデルから、人気の売れ筋モデルをピックアップ、チェックしたい機能や性能の比較ポイントと選び方、便利な比較表をご紹介します!
地上デジタル放送の詳しい説明や、受信可能な地域の確認は、筆者記事「もう他人事ではない! はじめよう! 地上デジタル放送!」をご参考に!
目次
P1 - 意外?! 20型の視聴距離は「75cm」でOK! (このページの下)
P2 - 機能・画質のチェックポイントと選び方
P3 - 人気の売れ筋モデル(ソニー、パナソニック、シャープ) 比較一覧表
P4 - 付録: スペックに惑わされない、画質関連スペック解説
意外?!
食卓にも置ける? 20型の視聴距離は「75cm」でOK!
ハイビジョン対応テレビなら、適正視聴距離は、より短く、より大画面で楽しめる!
そもそも20V型といっても、ハイビジョン放送の画面は16:9の横長(ワイド)タイプ。 ワイド20V型の場合、画面のサイズは、45cm
x 25cm(幅 x
高さ)程度。 ブラウン管テレビを基準とした感覚では、画面の高さが17型(4:3)相当で、横長にした程度と、それほど大画面ではありません。
また、高精細なハイビジョン映像は、近づけば近づく程、細部までハッキリ見る事ができ、より近くで大画面を楽しむように考えられています。
具体的に、適正とされる視聴距離で考えてみましょう。 従来のブラウン管テレビが、画面の高さの5~7倍程度とされるのに対し、ハイビジョン対応テレビでは3~4倍程度とされています。
例えば、14型ブラウン管テレビの最短視聴距離が、20cm
x 5 =1mに対し、ワイド20V型ハイビジョン対応液晶テレビの場合、25cm
x 3 = 75cmと、逆に短くなる計算です。
テレビ自体も薄型になり、より視聴距離も稼ぎ易くなるので、ご家庭の環境次第では、「20型」を、食卓に置いても楽しめそうです。
14~15型といった、小型ブラウン管テレビから買い換えるのに、「20型」は大き過ぎ? 、と、数字のイメージだけで心配されている方は、実際の視聴距離を測り、再検討をおすすめします!
ヒント:
・「○○V型」の、"V"の意味はこちら(パイオニア
lifestyle-net.com)
・画面サイズを検討する際は、ガイド記事「薄型大画面テレビ買い換え術」の「+7インチの法則」をご参考に!
目次
P1 - 意外?! 20型の視聴距離は「75cm」でOK! (このページ)
P2 - 機能・画質のチェックポイントと選び方
P3 - 人気の売れ筋モデル(ソニー、パナソニック、シャープ) 比較一覧表
P4 - 付録: スペックに惑わされない、画質関連スペック解説