CDの「高音質」はソフト次第
前回、高画質なDVD、『SUPERBIT』シリーズをご紹介しましたところ、大変多くのアクセスを頂き、関心の高さに驚きました。
今回は、第2弾として、一般的なAV機器(CDプレーヤー)で愉しめるCDの中から、高音質で定評のある『xrcd』シリーズをご紹介します。
あなたのオーディオでも、「音」の違いを是非お試しください!
音の良いCDとは?
生のボーカルや演奏を聴いて、一度は鳥肌の立つような感動を体験された事があるのではないでしょうか? 立派なコンサートでなくても構いません。 街中で耳にする、ストリートパフォーマーの演奏でも、あなたが演奏する楽器の音でも、お寺の鐘の音でも結構。 生音の「感動」を思い起こしてください。
一方、CDを聴いた経験も思い起こしてみましょう。 「単に曲が聞こえるだけ」のものから、先に述べた「生」の「感動」を感じられるものまで、様々な事に気が付くはずです。
「音の良いCD」とは、「生の感動が得られるようなCD」、「原音を忠実に収録したCD」と言えるでしょう。
CDの「高音質」は制作過程に有り!
例えば、皆さんがカセットレコーダーで録音した音声をCD化しても、カセットテープの音質を超える事は有りません。 つまり、CDは高音質の「器」であり、音質は中身次第・・・という訳です。
演奏者の力量は勿論、収録に使うマイク、配線、ミキサー・・・・CDのプレスにいたるすべての機材と、関わるエンジニアの技術力や意気込みまで、制作過程の良し悪しが、最終的に「感動できる音」か否かを左右するのです。
特に最近では、小型でも高品位なハイファイサウンドを再現する、「ハイコンポ」などと呼ばれる製品も人気となっており、微妙な音質の「差」も、感じる機会が増えています。 もしあなたが「ラジカセ」でなく、「コンポ」をお使いなら、「高音質CD」を試す価値はあるはずです。
高音質CD 『xrcd』シリーズ
『xrcd』シリーズは、日本ビクターの『K2』技術を基本として制作された、「高音質」CDの総称です。 名演奏として定評のあるタイトルも多く、オーディオファンの間では定評が有ります。
『xrcd』という特別なフォーマットが有るのではなく、一般的なCDプレーヤーで再生が可能です。 言い換えれば、音質の良さは、制作過程に有るという訳です。 日本ビクター独自のK2 24bit A/Dコンバータによる、アナログ to デジタル 変換に始まり、プレスに至るまで、一貫した音質管理、拘りが特徴となっています。
これほどの「拘り」と聞くと、オーディオファンでなくても、興味を持って頂けたのではないでしょうか?
『xrcd』の技術詳細: JVC Mastering Center xrcd技術の紹介
『xrcd』のサイト: xrcd