■「薄型」だけがテレビじゃない!!
「テレビ」といえば、"液晶テレビ"、"プラズマテレビ"、どっちにしようかな~? と言われるご時世ですが、従来のブラウン管テレビも魅力的な新製品が発売されています。
"安さ"と"高画質"では、液晶テレビやプラズマテレビと比較して、絶対に負けないブラウン管テレビを、この機会に是非見直しませんか?
今回は、ブラウン管テレビのメリットを、人気の液晶テレビやプラズマテレビと比較します!
"液晶テレビ"や"プラズマテレビ"をご購入予定の方も是非ご一読を!!
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写真は、ソニーのワイド36型デジタルハイビジョンテレビ KD-36HR500(2003年10発売)
地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵し、現在の市場価格は23万円前後。 同等の画面サイズ(32V型)を持つプラズマテレビが40万円前後、液晶テレビが45万円前後であるのを考えれば価格面での魅力は大きい。
■とにかく「高画質」なら、ブラウン管テレビ
各メーカーや機種で多少の差はあれ、ブラウン管テレビは構造上、"液晶テレビ"や"プラズマテレビ"よりも高画質といえます。
「意外」と思われる方もいらっしゃるのは無いでしょうか? "液晶テレビ"や"プラズマテレビ"のメリットは、「大画面」、「薄さ」であり、画質ではまだまだブラウン管テレビに及びません。
「高画質」の指標として重要な、「高精細さ」を比較してみましょう。 (ハイビジョン対応製品での比較):
ブラウン管テレビ |
液晶テレビ |
プラズマテレビ |
ハイビジョンの映像情報(有効走査線数1080本)を100%描きだせる「フル対応」製品が主流。
"液晶テレビ"や"プラズマテレビ"よりもきめ細かで、「しっとり」とした映像が楽しめる。
現在販売されている民生用製品では、ハイビジョン対応といっても、走査線数に相当する垂直方向の画素数は768画素が最高で、「フル対応」ではない。
初の「フル対応」製品は、2004年の夏ごろにシャープから発売が予定されている。
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日立では、縦1024画素を有する『ALIS』パネルを採用し、「フル対応」を謳う。
現在のところ、その他のメーカーは、液晶テレビと同じく、垂直方向の画素数は768画素が最高で、ハイビジョン対応といっても、「フル対応」ではない。
* 垂直方向の画素数が650を超えるものを「ハイビジョン対応」と呼んでいる。
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その他、ブラウン管テレビは、"液晶テレビ"や"プラズマテレビ"に見られる、「擬似輪郭」も無く、色調表現も自然で、画質面では有利といえます。
次のページで、「価格の違い」を分かりやすく比較してみましょう!