
住みたい街(駅)ランキング1位は8年連続で「横浜」!
住みたい街(駅)は8年連続「横浜」が1位!
総合ランキング1位は8年連続で「横浜」が獲得し、2位「大宮」、3位「吉祥寺」、4位「恵比寿」までが昨年と同じ順位となりました。また、「東京」や「船橋」などが順位を上げ、2018年以降で最高順位を更新しており、注目を集めています。「東京」は前年9位から5位に上昇し、「船橋」「立川」「桜木町」「柏」「藤沢」「有楽町」「つくば」「川越」「和光市」なども2018年以降で最高順位を記録しています。
◾️[首都圏]住みたい街(駅)ランキング (画像注釈)同じ駅とみなし、得点を合算している駅一覧
※1:新宿(西武新宿・新宿西口)
※2:船橋(京成船橋)
※3:立川(立川北・立川南)
※4:有楽町(日比谷)
人気エリアの魅力は?
8年連続1位の「横浜」は、投票者の年代やライフステージ別に見ると「40代」「シングル女性世帯」「共働きの夫婦のみ世帯」の割合が増加しました。駅周辺の多様な商業施設や新たな複合施設の開業など、都市インフラが整っていることが好感を持たれているのに加え、「みなとみらい地区」をはじめとした美しい夜景や公園の豊富さなど、住環境が充実していることも評価されているようです。
また、昨年と同じくランキング2位を維持した「大宮」は、前回は男性中心の支持でしたが、今回は20代・30代の女性の投票が増加しました。特に、「シングル女性世帯」と「共働きの夫婦+子ども世帯」の得票シェアが伸びています。
駅周辺の商業施設が充実していることや、「さいたま市宇宙劇場」のプラネタリウム、「埼玉県立歴史と民俗の博物館」のものづくり体験、「鉄道博物館」のシミュレータ運転体験など、家族で楽しめる文化施設が多いことも評価されているようです。
シングル層は利便性、ファミリー層は住みやすさを重視
このランキング結果は、単に街の魅力が数値化されただけではなく投票者の年代やライフステージが影響していることも分かります。ランキング上位の駅に投票した人の傾向は、次の通りです。【居住都県別】
横浜:神奈川県民の投票が半数
大宮:埼玉県民が7割超
吉祥寺:東京都民が7割超
【年代別】
東京・池袋・渋谷:20代の支持が高い
恵比寿:30代の支持が高い
横浜・目黒:幅広い世代に人気
【ライフステージ別】
新宿・池袋:シングル男性の支持が高い
恵比寿:シングル女性の支持が高い
吉祥寺:夫婦+子ども世帯に人気
品川:夫婦のみ世帯に人気
年代別に見ると、若い世代は職場や遊び場の近さを重視し、年齢が上がるにつれて住環境の良さを求める傾向が強まっていることが分かります。また、世帯構成別に見るとシングル層は利便性を重視し、ファミリー層は住みやすさを優先するなど、ライフステージによって求める条件が異なる傾向も見られました。
自分に合った住環境を探しているという人は、ランキングの順位だけでなく、気になる街(駅)の投票者の傾向を参考にしてみるのもいいかもしれません。
◾️調査概要
調査実施期間:2024年11月8日~12月6日
調査対象:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県在住の20~49歳の男女
有効回答数:1万名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査機関:株式会社マクロミル
出典
株式会社リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2025 首都圏版」