この記事では、相手の心に残る寄せ書きにするためのコツと、さまざまなシーンや関係性別にメッセージの例文を紹介します。何を書こうか悩んでいる人は、具体的な書き方の例を参考にしてみてください。
心に残る寄せ書きにするコツ
単調にならず、心に残る寄せ書きにするために、以下の3つのポイントを意識してみましょう。- 感謝の気持ちを伝える
- 相手の人柄に関する内容を書く
- 今後を応援するメッセージを書く
それぞれのコツについて、詳しく解説します。
■感謝の気持ちを伝える
寄せ書きを書く際に一番大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。相手との関係性や、どのような場面で寄せ書きをするかによって伝え方は変わりますが、心の底から感謝していることを言葉で伝えましょう。
ポイントは、具体的なエピソードを入れること。月並みな表現で終わらずに、感謝の気持ちがより深く伝わります。
【書き方の例】
- いつも相談に乗っていただきありがとうございました。おかげで〇〇という仕事を成功させることができました。
■相手の人柄や思い出に関する内容を書く
相手の人柄や尊敬しているところ、相手との思い出を言葉にすることで、温かいメッセージになります。
【書き方の例】
- 〇〇さんのすてきな笑顔が忘れられません。いつも明るい雰囲気を作ってくれて、本当に感謝しています。
- あのとき、〇〇さんと一緒に行った△△でのことは、今でも忘れません。とても楽しい思い出です。
■今後を応援するメッセージを書く
寄せ書きの締めとして、今後の活躍を応援するメッセージを入れるのもおすすめです。寄せ書きを贈る相手の未来が明るいものになることを願い、励ましの言葉を贈りましょう。次の仕事や環境が明確になっている場合には、新天地での活躍を応援する言葉を入れましょう。
【書き方の例】
- 新しい仕事でも、〇〇さんの素晴らしい活躍を期待しています。
- 新しい環境でも、〇〇さんの明るい性格であれば、必ずよい結果になると思います。
寄せ書き例文【送別編】
送別・卒業・結婚祝い・誕生日などのシーンでどのようなメッセージを贈ると喜ばれるのか、相手との関係性に分けて紹介します。書くのに少し苦労する「それほど親しくない相手」へのメッセージ例も参考にしてみてください。■上司や先輩へ
- 〇〇部長、このたびのご退職、誠に寂しく思います。長きにわたり、ご指導いただきありがとうございました。〇〇部長の深い知識と経験から多くのことを学び、今の自分があると思っています。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 〇〇部長、長い間本当にありがとうございました。部長がいらっしゃらなくなるのは寂しいですが、また機会があれば、ぜひご一緒したいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- 〇〇先輩、突然の異動、本当に寂しいです。あのとき、〇〇先輩に相談したおかげで、〇〇プロジェクトを成功させることができました。先輩のアドバイスは、私にとって大きな力になりました。本当に感謝しています。
- 〇〇先輩、このたびはご栄転おめでとうございます。これまで、〇〇先輩からはたくさんのことを学びました。特に、〇〇の教えは、私の仕事に大きく影響を与えています。〇〇先輩がチームにいないのは寂しいですが、さらなるご活躍をお祈りしています。
- 〇〇さん、今まで一緒に仕事ができて本当に楽しかったです! ランチに行ったり、愚痴を言い合ったり、たくさんのいい思い出ができました。新しい職場でも頑張ってね! また近いうちに飲みに行きましょう!
- 〇〇さん、今までお疲れさまでした! 〇〇さんのいないオフィスは、なんだか寂しい気がします。でも、〇〇さんならきっと新しい職場でも大活躍だと思います。またみんなでご飯に行ける日を楽しみにしています!
- 〇〇さん、ご栄転おめでとうございます! これまで、〇〇さんの丁寧な仕事ぶりやいつも明るい笑顔に助けられていました。新しい部署でも、〇〇さんの持ち前の明るさで頑張ってください。またご一緒できることを楽しみにしています。
- 〇〇さん、本当にお疲れさまでした。いつも明るくチームをまとめてくれて、本当に感謝しています。〇〇さんのような頼れる部下がいなくなるのは寂しいですが、新しい道でもきっとご活躍されると思います。またどこかで会える日を楽しみにしています。
- 〇〇さん、この2年間、本当にありがとうございました。〇〇さんの真面目な姿勢と丁寧な仕事ぶりは、私たちにとって大きな刺激になりました。新しい環境でも、持ち前の明るさで頑張ってください。
- 〇〇さん、長い間、本当にお世話になりました。〇〇さんのような優しい部下がいなくなるのは寂しいですが、新しい道でも、きっと幸せになれるはずです。心から応援しています。
- 〇〇さん、お疲れさまでした。短い間でしたが、〇〇さんとは部署で一緒だったことがいい思い出です。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 〇〇さん、お疲れさまでした。 これまで、お仕事でいろいろとお世話になりました。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 〇〇さん、お疲れさまでした。〇〇さんの丁寧な仕事ぶりは、いつも参考にさせていただいていました。新しい道でのご活躍を応援しています。
寄せ書き例文【卒業編】
■卒業生から先生へ- 〇〇先生、3年間本当にありがとうございます。〇〇先生の熱いご指導のおかげで、私は大きく成長することができました。先生との出会いは、私にとって宝物です。先生に教わったことを胸にこれからも頑張っていきます。
- 〇〇先生はいつも「〇〇」と言葉をかけてくださいました。先生の言葉は、私にとって心の支えになりました。先生、今まで本当にありがとうございました。
- 卒業おめでとうございます。〇〇先輩とは、あまり話す機会はありませんでしたが、いつも練習に一生懸命な姿が本当にかっこよかったです。〇〇先輩のような方がいたので、部活をもっと頑張ろうと思えました。今後もご活躍を心から応援しています。
- 〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます! 私たちが初めて〇〇大会に出場したとき、先輩が励ましてくれたおかげで、最後まで頑張ることができました。あのときの感動は、今でも忘れられません。 先輩との思い出は、私にとって宝物です。 社会に出てからも、元気でいてください!
- 〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます! 〇〇先輩には、部活のことだけでなく、勉強のことや進路のことなど、たくさん相談に乗っていただきました。先輩のアドバイスのおかげで、私も大きく成長することができました。本当にありがとうございました。社会に出てからも、先輩の活躍を応援しています!
- この3年間、たくさんの思い出を作ったね。〇〇との友情は、私にとって宝物です。これからも、お互いに頑張ろうね。
- あっという間の3年間だったね。クラスでいつも一緒に笑って、時には悩みを共有して。本当に楽しい思い出がいっぱい。〇〇との友情は私にとって宝物です。高校でも、お互いに頑張ろうね!
- 部活での日々は、〇〇のおかげで本当に楽しくて、忘れられない思い出ばかり。いつも一緒に練習して、励まし合って、時にはダメ出しし合って。 〇〇とのコンビは最強だった! 高校でも、それぞれの道で頑張ろう。
- 少し寂しい気もするけど、新しい世界で輝く〇〇の姿を見るのが楽しみだよ。これからも、ずっと友達でいてね。
- 〇〇さん、ご卒業おめでとうございます。短い間でしたが、本当にお世話になりました。これからも〇〇さんのご活躍を応援しています。
寄せ書き例文【結婚祝い編】
■上司や先輩へ- 〇〇部長、ご結婚おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。〇〇部長のご指導のおかげで、私は大きく成長することができました。お二人の末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。
- 〇〇先輩、ご結婚おめでとうございます。すてきなパートナーと出会われて本当によかったですね。お二人の未来が、愛と笑顔で満たされることを願っています。
- 〇〇、結婚おめでとう! すてきなパートナーが見つかって本当にうれしいよ。私たちとの楽しい思い出を忘れずに、幸せな家庭を築いていってね。
- 〇〇、結婚かー! ついに、俺たちの仲間から独身者が一人いなくなっちゃうのか。寂しいけど、お幸せに! 今度、新居に遊びに行かせてね。
- 〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。お二人の門出を心からお祝い申し上げます。末永くお幸せに。
寄せ書き例文【誕生日編】
■同僚へ- 〇〇さん、お誕生日おめでとうございます! いつもチームを明るくしてくれてありがとうございます。〇〇さんのような頼れる存在がいるおかげで、私も仕事を楽しめています。これからもどうぞよろしくお願いします。
- 〇〇さん、お誕生日おめでとうございます! 新しいことに挑戦するのが大好きな〇〇さんなので、これからもっと素晴らしい活躍をされると思います。これからも応援しています!
- 〇〇さん、お誕生日おめでとうございます! あのときの飲み会、すごく楽しかったですね! またみんなで集まりたいです。これからも一緒にいい思い出を作りましょう。
- 〇〇、誕生日おめでとう! いつも相談に乗ってくれて本当に感謝してるよ。〇〇と出会えて本当によかった! これからも一緒に楽しい思い出をたくさん作ろうね。
- 〇〇、誕生日おめでとう! あのとき、みんなで旅行に行ったことは今でも忘れられないよ。またみんなで旅行に行こうね!
- 〇〇、誕生日おめでとう! 〇〇の△△なところや□□なところ、全部大好きだよ! これからも一緒に笑って泣いて過ごそうね。
- 〇〇、誕生日おめでとう! 新しい年もすてきな一年になりますように。一緒にいろんなことに挑戦して、もっともっと成長していこうね!
- 〇〇さん、お誕生日おめでとうございます。新しい年もすてきな一年になりますように。これからもよろしくお願いします。
寄せ書きを書く際の注意点
寄せ書きを書く際にはいくつか注意点があります。ポイントを押さえて、すてきなメッセージを送りましょう。■縁起の悪い言葉は使わない
寄せ書きは、相手にとってよいことを願うメッセージなので、縁起の悪い言葉や、ネガティブな言葉は避けるようにしましょう。相手の気持ちを害さないように配慮することが大切です。
別れを連想させる言葉の例:去る、切る、終わる
不幸を連想させる言葉の例:病気、けが、苦しい、四(=死)、九(=苦)
■相手の気持ちや状況に配慮した内容にする
寄せ書きは、相手への贈り物なので、相手の気持ちや状況に配慮した内容にすることが大切です。例えば、他の人も見る可能性がある寄せ書きでプライベートな内容について触れることは、相手が不快に感じる可能性があるため、避けるようにしましょう。
また、寄せ書きは少ない文字数で書く必要があるので、冗談が通じにくい相手には、ふざけた表現は控えたほうが無難です。