島田佳奈の恋愛コラム

円満夫婦が夜にしていること……離婚してしまう夫婦との違いは? “タイパ重視”が円満の秘訣!?

夫婦が円満なパートナーシップを続けていくためには、夜の時間が大事。仲のよい夫婦は、夜の時間をどう過ごしているのでしょうか。円満な夫婦とそうでない(離婚リスクが高い)夫婦の違いについて、考察してみました。

円満夫婦が夜にしていること

円満夫婦が夜にしていること


朝は支度でバタバタ、日中は仕事や家事に集中、夫婦がともにくつろげるのは、夜のわずかな時間だけ。だからこそ「夜の時間帯」の過ごし方は、夫婦にとって大切です。

もちろん自分1人の時間を大切にしたい人もいるでしょう。だけど一緒に暮らすパートナーをないがしろにしていいはずがありません。2人の時間と1人の時間。どちらも大切にできることが、円満なパートナーシップを続けていくための秘訣(ひけつ)なのです。

では具体的にどんな過ごし方をしているのか──円満な夫婦とそうでない(離婚リスクが高い)夫婦の違いについて、考察してみました。
<目次>

円満な夫婦は「一緒にくつろぐ時間」を大事にする

1日の終わり。円満な夫婦はその日のできごとや感じたこと、悩みなどを互いに報告しあう時間を持つように心がけています。情報を共有したり共感しあうことは、夫婦にとって大切なこと。日中はそれぞれ仕事にエネルギーを注ぎ、夜は家族の時間を大切にする──特に会話を重ねることで、夫婦の絆が深まります。

忙しさやストレスを理由に、互いの話を聞く時間を取らない夫婦は、次第に心の距離が離れてしまいます。結果として「この人と夫婦で居続ける意味はない」状態にならないとも限りません。

大切なのは会話だけではありません。一緒にリラックスする時間を持つことも大切です。例えば一緒に映画を観たり、お茶やお酒を嗜んだり……。たとえ短い時間でもリラックスできる状態を共有することで、よい1日の終わりを迎えることができます。

ワンオペ家事や育児により、妻だけがリラックスできない日々を送っていたら、いずれ「こんな夫なら要らない」と思われてしまうかも。夫だけが飲みに行ったりジムでリフレッシュしたりしていたら、妻は愛想を尽かしてしまうでしょう。

残業ばかりで夜の時間をゆったり過ごすことができなくても「いつもありがとう」と感謝の言葉を伝えることだけは忘れないで。どれほど多忙ですれ違いが生じても、せめて1日の終わりは互いをねぎらいましょう。

感謝どころか相手への不満や愚痴ばかりを口にしたら、ますます関係が悪化してしまいます。信頼や尊敬が失われたら離婚の2文字が頭をよぎるかも。

円満な夫婦はパートナーの「1人時間」を尊重する

夫婦として一緒に過ごす時間も大切ですが、個々の時間も同じくらい大切です。趣味や資格の勉強に没頭する時間は、毎日とは言わずもできるだけ確保したいもの。相手がそれらを望むならば、無理に干渉せず尊重してあげることが夫婦円満の秘訣です。

「テレビやゲームばかりしないで、家にいるときくらい家事(育児)をやってよ!」と言いたくなる気持ちは分かりますが、1人になりたい時間を全て奪ってしまったら、夫は家に帰るのがつらくなってしまうかも。

1人になる時間がほしいのはお互い様。パートナーの存在が疎ましくならないよう、譲歩しあっていきましょう。

円満な夫婦は「おやすみ」までのタイパを重視する

夜に夫婦でくつろぐ時間をキープするためには、他のタスクを効率よく片づけるしかありません。家事(料理や洗濯や後片づけなど)と育児(食事や風呂や寝かしつけなど)を分担し、21時には「あとは風呂に入って寝るだけ」の状態にしたいもの。

家族とは「家庭」を一緒に作り上げるメンバーです。家族それぞれの「帰る場所」としての家庭を快適に保つのも、ほっとできる空間を作り上げるのも、家族全員の協力なくしては成り立ちません。

円満な夫婦は、タイパを意識して過ごします。夫婦2人が「よりよい家庭を築くこと」を最優先事項として意識し、仕事(家族が豊かな生活をするために稼ぐこと)にも精を出し、無駄な残業をなくして早めに帰宅し、一気に家事を片づけるから、団らんの時間を持つことができるのです。

朝や昼は無理でも、夜くらい家族そろって食卓を囲むことも、できるだけ実現したいもの。子どもが小さく夫の帰宅を待たずに晩ご飯を食べるならば、後から食事をする夫の晩酌に付き合うだけでもOKです。

仕事に多くの時間を費やし、なかなか家のことができない時期も、時にはあるかと思います。それでも寝る前のほんの5分、疲れをほぐすマッサージをしたり、よく眠れるようホットミルクを作ってあげたりしたら、パートナーは「明日もがんばろう」と思えるもの。

時間を費やさずとも、愛情を伝える方法はたくさんあります。夜の時間を大切にし、毎晩気分よく眠りに就けるから、円満な夫婦でいられるのです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ