そんなダウンジャケットに“捨て時”はあるのでしょうか? 今回は捨て時や洗濯方法など、ダウンジャケットにまつわるTipsをご紹介します。
ダウンジャケットの捨て時は?
ダウンジャケットは着用回数や環境、ナイロンやポリエステルなど表地の素材によって劣化具合が変わります。そのため、「〇年着たら捨てる」というような寿命は特にありません。しかし、以下のような場合はダウンジャケットの捨て時と言ってもいいでしょう。- 表地が擦れたり破れたりしている
- 中から羽毛が飛び出している
- ボリュームが極端に減っている
ダウンジャケットを捨てる前に防寒着として活用できる
外で着るにはみすぼらしくなってしまったダウンジャケットも、まだまだ活用することができます。・室内での防寒着として
光熱費が高騰している今、特に冬の暖房代は家計に響きます。外で着ることを前提として作られているダウンジャケットは、最強の防寒着です。家の中でも着用してみてはいかがでしょうか。暖房の設定温度を下げられたり、場合によっては暖房器具をつけずに過ごせたりします。
座ってテレビを観ているときや、デスクで仕事をしているときなどであれば、ダウンジャケットを着ていても動きづらいとは感じにくいでしょう。家事をする場合などはダウンベストの方が動きやすいかもしれませんね。
・防災グッズとして備えておく
災害はいつやってくるか分かりません。極寒の真冬に災害が起こることを考えると、防災グッズとしてダウンジャケットを備えておくのもおすすめです。ダウンジャケットはものによっては小さく畳めるので、さほど場所もとりません。
豪雪で渋滞になってしまったときのためなどに、車に積んでおくのもおすすめですよ。
ダウンジャケットを家で洗うときの注意点
「ダウンジャケットは家で洗えるの?」という質問をよく受けますが、筆者は家で洗っています。ただし、高級なものなど絶対に失敗したくないダウンジャケットは、クリーニングに出すことをおすすめします。・おしゃれ着洗い用の洗剤を使う
ダウンジャケットは中の羽がコーティングされています。一般的な洗濯洗剤を使うと洗浄力が強すぎてコーティングが剥がれやすくなってしまうので、おしゃれ着洗い用の洗剤を使ってください。
・水かぬるま湯で洗う
熱すぎるお湯ではダウンジャケットが縮んでしまうことがあるので、水かぬるま湯で洗うようにしましょう。
・洗濯機はおしゃれ着コースなどを利用 お使いの洗濯機に「おしゃれ着コース」などの優しく洗うコースがある場合は洗濯機を使っても大丈夫です。その場合、必ず大きめの洗濯ネットを使うようにしてください。洗濯機で洗うのが心配な人は、手洗いするのがいいでしょう。
・しっかりと乾燥させる
ダウンジャケットはとにかくしっかり乾かすことが重要。脱水後にバスタオルで挟んで吸水するなどしてから天日に干すと、比較的早く乾かすことができます。
ダウンジャケットの汚れを防ぐには?
ダウンジャケットで汚れやすいのは、襟元、手首、ポケットの入口など。布用の防水・防汚スプレーを定期的に吹きかけておくことで、汚れにくくすることができます。ダウンジャケットを捨てるならリサイクル回収を探してみる
ダウンジャケットを捨てる場合、お店によっては回収してリサイクルしてくれるところもあります。ユニクロや無印良品で購入したものであれば、店舗に持ち込んで回収してもらいましょう。・ユニクロ:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/planet/clothes_recycling/re-uniqlo/product/
・無印良品:
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/other/recycle/
この冬もお世話になるであろうダウンジャケット。長く活用できるよう、今回ご紹介したTipsをぜひ参考にしてみてくださいね。
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