Q:銀行からメールがきて、高金利の定期預金を案内されました。どんなことに注意したらいいですか?
「銀行からメールがきて、高金利の定期預金を案内されました。ところが窓口に行かないと、預入できないらしいです。どんなことに注意したらいいですか?」(匿名希望)銀行からメールで案内をする場合は、自分たちがイメージした顧客層に絞り込んでメールで案内しています。基本的に高金利の定期預金の案内が届くのは、銀行が設けた預金残高以上に預金があるお客さまです
A:自分が納得できる条件なのかを確認して、申し込むかどうかを決めましょう
取引のある銀行から、さまざまなお知らせが届くことがあることでしょう。その中には、高金利の定期預金の案内などもあることも……。申し込む場合には、いくつかの条件が提示されることがありますが、どのような点に注意すれば良いのか考えてみましょう。銀行から案内が届く場合、無作為にメールしているのではなく、「このお客さまに利用していただきたい」という方に案内を送っています。その案内が高金利の定期預金のものであれば、気になりますよね。
ただし、いくらお勧めの商品であっても、さまざまな条件が付されていることがほとんどです。窓口で手続きをしなければならないというのもその条件のうちの一つと言えます。
高金利の定期預金で来店をうながし、他の商品をお勧めしたい可能性も
基本的に、高金利の定期預金を特定の取引先のみにお勧めするのは、日頃の感謝の気持ちとこのお客さまとできるだけ長くお付き合いしたいという思いの表れです。相談者さまが気になっていることは、窓口へ出向いて行くことが必要なため、何を注意しなければならないのかという点です。
まず、考えられるのは高金利の定期預金を紹介する際に、他の金融商品の案内をするケースです。定期預金はもちろんのこと、投資信託やiDeCoや新NISAなど、他の商品の案内をすることが考えられます。
このとき、案内された金融商品に興味があり、そのような商品にチャレンジしてみたいなら良いのですが、興味がないならハッキリ断ることも大切です
案内を受けた高金利の定期預金の条件も確認しよう
高金利の定期預金を案内を受けた場合の注意点としては、もう一つあります。確かに、現在ラインアップされている定期預金よりも高金利なハズなのですが、案内された商品を利用するためにあたっては、預入期間やキャンペーン適用期間、ペナルティーの有無などのいくつかの条件を確認することが大切です。
案内された商品がいくら高金利であっても、預入期間が長すぎる・短すぎる、他の金融商品と組み合わせないと高金利にならないなどの場合は、自分が望んでいる条件かどうかを見極めることが大切です。
銀行からの案内は、特別なお知らせに違いはありません。とはいえ、自分が納得できる条件なのかを確認して、申し込むかどうかを決めていきましょう。
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