パーソナルカラーと色の「軽重感」の関係
知覚感情と情緒感情
このような色感情効果は、大きく知覚感情(固有感情)と情緒感情(表現感情)の二つに分類されます。知覚感情とは、寒暖感(寒色・暖色)、進出・後退感、膨張・収縮感、軽重感、柔硬感など、人種・性別・年齢を問わず、誰もが共通に感じる感情です。
一方、情緒感情は、各個人の人生の中での体験、記憶、知識などによって、感じ方に大きな差異が出てくる感情効果のことを指します。色の好き嫌いなどがその例です。
軽重感・柔硬感と明度
軽重感(見た目の重さ)や柔硬感(見た目の硬さ)は、主に明度が大きく関係しています。黒・茶色・紺色などの暗い色は重く硬い感じを受け、白やパステル調の明るい色は軽く柔らかい感じを受けます。軽い・柔らかい色と重い・硬い色
トップスとボトムスの色の組み合わせ
色の軽重感は、ファッションのトップスとボトムスの色の組み合わせにも深く関係してきます。出典:WEAR
出典:WEAR
軽重感・柔硬感とパーソナルカラー
色の軽重感・柔硬感はパーソナルカラーの重要な要素の一つ。イエベ秋タイプ・ブルベ冬タイプは肌質がしっかりしていて、髪の毛もコシがあり、瞳の色も深いので、重い色や硬い色が似合います。イエベ春タイプ・ブルベ夏タイプは肌質や髪質が柔らかく、瞳の色も明るめなので、軽い色や柔らかい色が似合います。イエベ秋タイプ・ブルベ冬タイプは重い色が、イエベ春タイプ・ブルベ夏タイプは軽い色が似合う
色と素材で軽重感・柔硬感のバランスを整える
出典:WEAR
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軽重感、柔硬感は色だけでなく素材も関係します。見た目の重さ、硬さの感じを確かめながら、自分にちょうどいいバランスを探してみてくださいね!
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