Q:ネットで金利0.7%の1年もの定期預金を見つけましたが、預ける上での注意点ってありますか?
「少しでも金利の高い定期預金に預けたいです。ネットで1年もの金利0.7%の定期預金を見つけましたが、預ける上での注意点ってありますか?」(匿名希望)大切なことは、どのような特徴のある定期預金なのかを知ることです。預入期間、金利、中途解約時のペナルティ等を確認するようにしましょう。
A:どのような特徴がある定期預金なのかを見極めましょう
金利の高さから、注目を集めているのがネット銀行の定期預金です。とはいえ、ネット銀行に不慣れな人も多く、どのような点に注意しなければならないのか分からないという人もいます。今回はネット銀行に預け入れるときの注意点について考えてみます。まず、ネット銀行の定期預金は一般的な普通銀行に比べて、商品のラインナップが豊富に揃っていますので、どのような種類の定期預金があるのかを確認することが大切です。
定期預金の金利は、運用期間によって違っています。ネット銀行の定期預金の場合、1カ月未満のものから1年もの、3年もの、5年もの等がありますので、預け入れたい期間の金利は必ずチェックするようにしましょう。
その他、預入期間が短い定期預金の場合、中途解約ができない定期預金もありますので、解約の取り扱いについても事前に確認することをおすすめします。
また、金利が0.7%と言っても、いつまでその金利が続くのもチェックする必要があります。具体的には、預入期間すべての間か、預入期間の前半の一定期間のみ適用されるなどがあります。
預け入れた後はサポート体制について知る
ネット銀行の場合、店舗がないため担当者と直接対面することはなく、WEB上でのやり取りのみになります。そこで大切になってくるのが、どのようなサポート体制が整っているのかを知ることです。たとえば、操作方法が分からなかったり、トラブルが発生したりしたとき、電話やメール、チャットなどで質問すればアドバイスを返してくれるといったことが、ネット銀行の主なサポート体制として考えられます。
特にWEBでのやり取りに不慣れな人の場合、自分が欲しいと考えるサポート内容が整っているのかを確認することは、とても大切です。
その他、銀行と付き合うときに、自分なりのルールがあれば、その条件をクリアできているのかを確認します。
もし、譲れない条件がクリアできていないなら、たとえ高い金利をつけている定期預金であっても、利用を控えるようにしましょう。
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