短期間だけ預け入れる定期預金、どんな使い方がいい?
Q:1週間や2週間が満期の定期預金のメリットって?
「ある銀行で1週間や2週間が満期の定期預金を見つけましたが、短期間だけ預けることに、どんなメリットがあるのでしょうか? どういうお金を預けたらいいのでしょうか?」(40代)A:短期間の定期預金のメリットは、短期間で運用できることです。使う予定があるお金を預けるのに向いています
1週間や2週間で満期になる定期預金のメリットは、何と言っても、短期間で運用することができるということです。多くの定期預金の満期までの期間は、短くても3カ月や6カ月です。限られた1週間や2週間で満期を迎えられるというのは、定期預金でありながら、普通預金感覚で預け入れることができます。1週間や2週間で満期を迎える定期預金の場合、他の定期預金に比べて高い金利が設定されていることも少なくありません。そのため、すぐに使う予定があるお金を預けるのに向いています。運用期間は短いものの、効率よく運用したい場合に活用しましょう。
また、運用期間が短いため、預け入れる銀行がどのような銀行なのか、資産運用を通して知る手掛かりにすることもできます。
定期預金は、元本を保証している商品のため、他の金融商品に比べて低い金利に設定されていることがほとんどです。金利は、店舗を構えている一般銀行に比べてネット銀行の方が高めに設定されている傾向にあります。
以前、定期預金は、各行横並びのラインナップとなっていました。現在では運用期間・金利などから、ニーズに合った預け先を選ぶことができます。預け入れる資金はどのようなお金なのか、いつまで運用するのかを考えて、定期預金を選ぶと良いでしょう。