紫外線が気になる季節。こまめな塗り直しできていますか?
そこで今回は、みなさんが気になる日焼け止め塗り直し問題について迫ってみたいと思います。
<目次>
日焼け止めのこまめな塗り直しが大切なのは知っているけれど……
長時間外にいたわけでもないのに、なんだか肌が黒くなってきたような気がする……シミも増えたような……そんな“うっかり日焼け”を防ぐには、日焼け止めのこまめな塗り直しが必要です。ちなみに、日焼け止めを選ぶ際に多くの人がポイントにするのが「SPF値」と「PA値」。さらに、最近は「耐水性」という表記も追加されています。
SPFは、肌を赤くするUV-B波を防ぐ指標のこと。SPF1は20分の防御効果を表しています。日本では、SPF50+が最高値です。
PAは、真皮まで届き肌を老化させるUV-A波を防ぐ指標のこと。日本では、+(プラス)の数が多いほど防御効果が高いことを表し、++++が最高値です。海外では、PA値は表記が異なります。
最近見かけるUV耐水性は、2022年から徐々に取り入れられるようになった、耐水性効果の表記です。水浴び後にSPF値を保持できているかの指標で、★、★★で表示されます。ただし、汗や皮脂に対応した数値ではないので注意しましょう。 そもそも、SPF値やPA値が国内最高値の日焼け止めを塗ったとしても、正しく塗らなければ効果は半減してしまいます。加えて、日焼け止めは汗や皮脂、擦れなどによって効果が落ちてしまうもの。ウォータープルーフの日焼け止めでも、やはり擦れには弱いので注意が必要です。そのため、各メーカーも大体2~3時間おきに塗り直すことを推奨しています。
とはいえ、「メイクをしている顔はどうやって塗り直しすればいいの?」「メイクの上から塗っても大丈夫?」と多くの人が疑問に思っているのではないでしょうか。
しかし、うれしいことに最近は、メイクの上から使える日焼け止めも続々と登場しています。そこで、塗り直しに便利な日焼け止めを4つご紹介します。
塗り直しに便利な日焼け止め1:アディクション
2023年に登場した際に、「これで日焼け止めの塗り直し問題が解決するのでは?」と話題になったアイテム。いつでもどこでも、メイクの上から日やけ止めを塗り直せるクッションコンパクトです。美容液を配合しており、メイクの上から使っても素早くなじみます。紫外線だけでなく、乾燥や大気中のちりやほこりなどの微粒子から肌をガードしてくれる本商品。持っているとかなり重宝する1品です。DATA:
アディクション スキンケアUV タッチアップ クッション(001)
SPF45/PA+++/税込4400円
※ケースは別売りです
塗り直しに便利な日焼け止め2:スキンアクア
スプレータイプの日焼け止めはたくさんあるのですが、ムラなく塗布できているか心配な人にはミストタイプがおすすめ。こちらは、ミストのために選び抜いた乳酸発酵ヒアルロン酸(※1)を配合し、紫外線から肌を守りながら、潤いチャージまでしてくれる優れものです。単品使用なら石けんオフも可能です。※1:乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(うるおい成分)
DATA:
スキンアクア スーパーモイスチャーUVミスト
SPF50+/PA++++/UV耐水性★★/60ミリリットル/税込1617円(※希望小売価格)
塗り直しに便利な日焼け止め3:ビオレUV
スティックタイプで塗りやすく、過酷な環境にも耐える最高クラスの日焼け止め。水だけでなく、汗や擦れに強く落ちにくいので、日常だけでなく屋外でのレジャーやスポーツの際にもピッタリです。するする伸びるウォーターイン処方で、メイクの上からも使用可能。顔の日焼けしやすい部位に直塗りできるのもうれしいポイントです。心地よいフローラルミントの香り付き。DATA:
ビオレUV アスリズム プロテクトスティック
SPF50+/PA++++/UV耐水性★★/税込1980円※編集部調べ
※一部ドラッグストア、オンラインショップで限定発売
塗り直しに便利な日焼け止め4:オバジC
スポーツ観戦やバーベキューなど1日中屋外にいる時は、ベースメイクをBBクリームにすると塗り直しも便利。「オバジC デイセラムBB」は、紫外線を浴びると中の成分があふれ出す紫外線反応型カプセルを採用し、メイクをしながらビタミンCを肌に補給してくれます。また、紫外線A・B波はもちろん、近赤外線やブルーライトなどの光からも防御し、大気汚染や皮脂による悪影響からも肌を守ってくれます。DATA:
オバジC デイセラムBB
SPF50+/PA++++/30グラム/税込3300円
ちなみに、日焼け止めを塗り直しする際は、ティッシュで軽く押さえて汗や皮脂をオフしてから塗るようにしましょう。「今年こそ“うっかり日焼け”しないためにも、こまめな塗り直しをしてみよう!」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。