預金・貯金

知らないと貯まらない? 間違った貯金の方法とは

貯金方法はいろいろありますが、毎月の収入は限られています。そのため、間違った方法で貯金を続けていても、貯まらないどころか、かえって使い過ぎてしまい、マイナスになってしまうことがあるのです。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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目的を定めて貯金をすると、もっと貯めたいと自ら節約をすることができたり、前向きに継続することができるようになります。ただ、漠然と貯金をスタートさせても、続かないことが多いので要注意です。

目的を定めて貯金をすると、もっと貯めたいと自ら節約をすることができたり、前向きに継続することができるようになります。ただ、漠然と貯金をスタートさせても、続かないことが多いので要注意です。

貯金の方法はいろいろありますが、大切なのは目的を持って貯金をしていくことと無理なく貯金することです。

目的を決めてから貯金する

お金がないと不安だから、という理由で貯金をしている人がいます。もちろん、その気持ちは理解できますが、ただ不安を解消するための貯金は、続かないことが多いのです。

貯金を継続させるために必要なことは、何のためにお金を貯めるのかという目標を定めることです。

たとえば、旅行に行きたい、独立したい、進学費用を準備したい、マイホームやマイカーを購入したい等の目標に沿って貯金をしていると、そのうち心から続けたいと思えるようになります。

しかも、旅行が目的ならば、旅行会社等の積立を利用した方がお得かもしれませんし、住宅ローンを組むことを考えているならば、金利を有利にできる銀行の積立を探すこともできるでしょう。

つまり、目標を定めることで、貯金が継続できるだけでなく、より効率的でお得に貯められる手段を選べるようになるのです。

計画にゆとりを持つ

目標の有無に関わらず、「食費を大幅に削ってやっと達成できるような貯金計画」や「友達や同僚との交際を一切しないことを前提とした貯金計画」を立てる人がいます。

もちろん、このようにすれば一時的にお金は貯まるかもしれません。とはいえ、長くは続きません。

お金を貯めるときには、目標とともに、いつまでに、いくら貯金するのかの計画を立てるかと思いますが、自分の身体や心に負担をかけた計画では、計画そのものが破綻してしまい、崩れたとき、それまでの反動で貯めたお金を使い切ってしまうということがあり得るからです。

計画を立てるときには、日々の生活に必要なお金はいくらかを導き出し、家計の中で無駄を見つけたら、無駄を削りましょう。公共料金等はプランの見直しをして、お得なプランに乗り換え、使えるお金(可処分所得)を増やすことが大切です。そうして得たお金を貯金に回すと良いのです。

貯金を長く続けるためには、無理は禁物です。家計の見直しをしても数千円しか貯金できないというケースもあるかと思いますが、見直した結果ですので、今、貯金に回すことができるのはその金額なのです。そこを起点に貯金をスタートさせれば、無理なく続けられるハズです。がんばって!
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