和菓子処・名古屋の老舗の実力
~「両口屋是清」 千なり、をちこち
「両口屋是清」も名古屋の和菓子を語る上で外せない存在です。あまり知られていないのですが、実は名古屋は京都と並ぶ和菓子処。茶の湯を好んだ尾張徳川家の影響で、和菓子作りも古くから盛んだったのです。中でも創業370余年の同社は、屈指の老舗であり、茶会のお菓子やお届け物として絶大なる支持を得ています。千なりは小倉あん、紅あん、抹茶あんがあり1個137円。両口屋是清は栄や名古屋駅の地下街はじめ市内各所に直営店があり、市内ほぼすべての百貨店でも商品の取扱いあり
千なりはその代表的な一品。一見オーソドックスなどら焼きなんですが、細かい気泡がたくさん入った皮のふわふわ&しっとり感は、そんじょそこらのどら焼きとは一線を画す仕上がり。最上級の小豆を使ったつぶあんも、しっかりと甘く、それでいて決してしつこくないんです。
をこちこ 半棹683円、1棹1365円