下町の素朴さと一緒にほおばる「丸小」のコロッケ
コロッケを揚げるのは11時半~12時半と午後3時半~午後6時
西アサヒのお隣にあるのがお肉屋さんの
「肉の丸小」。一番人気はコロッケで、揚がる時間に合わせて、ご近所さんがわっと押し寄せてくるほどです。北海道産のジャガイモと玉ネギを使い、カリッと軽やかな衣の中から、ほっくほくで優しい甘みが広がります。今ドキ1個70円という安さも、さすが下町の地元っ子御用達店です。
コロッケは今ドキうれしい1個70円
■肉の丸小
住所:名古屋市西区那古野1-6-13
TEL:052-551-0337
営業時間:8時~18時
定休日:水曜
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入口になぜかお寺の看板が?
なごみ系カフェ 「i-cafe」
法要の舞台も残る店内は板敷きでゆっくりくつろげる。ランチセット680円~、パフェ630円など
地元の人に教えてもらったのが、お寺を改造したカフェ
「i-cafe」。建物自体は民家っぽくてお寺らしくはないのですが、入口にはしっかり「浄土真宗 妙真寺」の看板が。現在でも時々法要を行っているそうです。中は意外と広く、畳の上でのんびりくつろげます。オーガニック主体の料理や和甘味風のパフェなどが人気のお店です。
■ i-cafe
住所:名古屋市西区那古野1-7-4
TEL:052-602-5387
営業時間:11時~21時
定休日:月・火曜
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“名古屋風お好み焼き”の草分け「甘太郎」
甘太郎ではみたらしなどの和菓子各種もあり
この地方ならではの“名古屋風お好み焼き”を食べられるのが
「甘太郎」。材料は関西流と大差ありませんが、銀紙で包んであるため、ややふにゃっとしていて、なおかつ駄菓子感覚の安さが特徴です。このスタイルはお好み焼きの原点とも言うべきもの。実は名古屋人も当たり前すぎてほとんど意識していないのですが、実は他のエリアではほとんど食べられないものなんです。
お好み焼きは1個120円
1個120円という安さもまさにおやつ感覚。パクつきながら歩けるのも、散策のおともにぴったりです。
■甘太郎
住所:名古屋市西区那古野2-19-24
TEL:052-541-4034
営業時間:10時30分~18時30分
定休日:水曜
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連なる3つの商店街を歩き通すと名古屋駅がすぐそこ
細い小路に小さな居酒屋や壁中をペイントした怪しげなロックバーがひしめき合う円頓寺銀座街
と、B級グルメが目白押しなのがさすが歴史ある下町。この他にも、渋い定食屋や甘味屋さん、ちょっと怪しげなロックバーや雑貨店など気になるお店が軒をつらねています。
いわゆる“円頓寺”は、円頓寺・円頓寺本町・西円頓寺の3つの商店街からなる
こうしてところどころで食事をしたりお茶したり買い食いしたりしながら、円頓寺商店街~円頓寺本町商店街~西円頓寺商店街の約1.2kmを歩き通すと、名古屋駅の高層ビル群はもうすぐそこ。と言ってもさらに10分ほどかかるのですが、体力に自信がある人は、ここまで来たらもうひと頑張りして歩き切ってしまいましょう。
いわゆる“円頓寺”は、円頓寺・円頓寺本町・西円頓寺の3つの商店街からなる
ただし、名古屋城見学と合わせると、かなりロングなウォーキングコースとなることは確か。先に述べたように名古屋城からはタクシーを利用するなり、商店街の途中にある2本の大通りを目安に切り上げるなどして、無理のない範囲で散策をお楽しみください。