ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
33歳・会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は愛知県に住む33歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(31歳)、子ども(2歳、0歳)
■金融資産
世帯年収:本人750万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金500万円、リスク資産500万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:300万円
・日本株:200万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から3年継続中
・eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)/NISA:2021年から3年継続中
2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はオール・カントリーとS&P500にそれぞれ月々「2万5000円」を積み立てしているとのこと。
運用実績については、オール・カントリーが「元本80万円→運用益込120万円」、S&P500が「元本120万円→運用益込180万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。
「基本的に両商品とも積み立て開始からプラスで推移している状況。一時的にマイナスに転じる時期もあったが、大きなマイナスはなく現在までで約30%程度の運用益が出ている」とこれまでの成果には満足しているようです。
そのため「現預金から積立投資へ資金を移動させるようになった。一時は現預金が800万円程度あったが、現預金の比率を下げて投資比率を上げるようになった。含み益ベースだと総資産は1000万円を超えた」と説明されています。
33歳・会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「資産が増えるのを実感できるようになった。また、自分の資産の棚卸や節税などにも気を配るようになった」とコメント。前述のように大きなマイナスを経験することもなく、「(積立投資を)やめたくなったことは今までにない」そう。ただ「今後下落相場の際にやめたくならないようにメンタル面での備えが必要だと感じている」と言います。
これから積立投資を始める人にも「無理のない範囲で続けること。途中でやめてしまったら積み立ての意味がないので、続けられる範囲で継続するのが大事」とアドバイス。
新NISAの利用状況は「現在はつみたて投資枠のみ月5万円利用中。無理のない範囲でできるだけ早めに投資枠を埋めていきたい」と語られていました。
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