ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
24歳・年収180万円アルバイト男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は滋賀県に住む24歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、父(62歳)、母(52歳)
■金融資産
年収:180万円
金融資産:現預金20万円、リスク資産70万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA:2021年から
2021年から全世界株式(オール・カントリー)に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は「月5000円からスタート」。その後の金額は不明ですが、約3年経った今の運用実績は「元本約30万円→運用益込37万円」と、プラスのリターンが得られている様子です。
しかし「2023年の10月を超えたあたりで米国の経済が悪くなっていくと騒がれ」、さらに「商品が下落トレンドに入り、自分と同じ商品に投資している人たちがSNSで悲観論を言い始めたときに焦って売ってしまった」と告白。売却後は「またすぐに買い足していった」と言います。
最終的には「投信積立では長い目で見ると運用益がプラスになっていった一方で、投機目的で買っていた日本のグロース銘柄(高い成長が見込まれる銘柄)が思ったより下がってしまい、結局資産がほとんどプラスマイナスゼロになってしまった」と事の顛末を説明されています。
24歳・年収180万円アルバイト男性の思う積立投資の鉄則や新NISAのプランは?
これまでも「積み立てしている商品の価格が下落すると、冷静になることができずに売ってしまったことが何回かあった」という投稿者。その経験から、結局は「途中で売ったりせずに淡々と積み立てていけばほとんど損することはない」と悟り、現在は「しっかり商品を吟味して、その商品を積み立てると決めたならば淡々と変なことを考えずに続けていくべき」と考えているそうです。
新NISAについては、「つみたて枠はオルカンに、成長投資枠ではバリュー株とディフェンシブ銘柄の高配当に充てています。これはNISAでは損益通算できないため、下げ幅の少ない銘柄に投資したいと考えたためです」とプランを語られていました。
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