化粧品・コスメ

小中学生のスキンケアで絶対にやってはいけないこと4つ。子どもが「美容YouTuberのまね」は危険

SNSなどのインフルエンサーの影響で、小中学生でもスキンケアやメイクに興味を持っているとのこと。なかには、大人顔負けのお手入れをしている子もいるようです。しかし過剰なお手入れは肌トラブルのもと。そこで、やってはいけないお手入れをご紹介します。

佐治 真澄

執筆者:佐治 真澄

スキンケアガイド

小中学生のスキンケア絶対にやってはいけないこと4選

小中学生のスキンケアで絶対にやってはいけないことは?

YouTuberやインスタグラマーなどの影響で、大人向けのスキンケアやメイク用品を使用している子どもが増えているそうです。確かに最近は、紫外線やPM2.5など、子どもにとっても肌環境は決して安心できるものではありません。しかも、スキンケアに関する情報をあらゆるところで見ることができるため、興味を持つのは仕方のないことかもしれません。

しかし、子どもの肌はデリケート。刺激の強い成分や過度なお手入れは、肌トラブルをひき起こすことがあるので注意が必要です。そこで、小中学生が選んではいけない成分や、やってはいけないお手入れを、美容ライターの筆者が紹介します。
 
<目次>
 

小中学生がやってはいけないスキンケア1:レチノールなど刺激の強い成分が入ったものを使う

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人気のレチノールは大人でも刺激が強いので要注意

最近は化粧品を成分で選んで購入する人も増えていると聞きます。レチノールやナイアシンアミド、ビタミンCなど人気の成分はいろいろありますが、これらはシミやシワが気になり出した大人の肌向けのものが一般的。刺激が強く、大人の肌でもトラブルの原因になったりすることもあります。子どもが使うのは控えましょう。
 

小中学生がやってはいけないスキンケア2:ゴシゴシこするなど、過度な洗顔

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洗顔はたっぷりの泡で優しく洗うように

小学校の高学年や中学生は、ニキビが気になりだすお年頃。とはいえ、ニキビができてしまったからと、1日に何度も洗顔をするのは絶対にやめましょう。洗いすぎはかえって肌トラブルを招く恐れがあります。また、洗顔の際にゴシゴシこするのも要注意。

1日2回(朝晩)、たっぷりの泡で優しく洗うようにしましょう。生え際などのすすぎ残しはニキビの原因になることもあるので、しっかり洗い流すことも忘れずに。
 

小中学生がやってはいけないスキンケア3:ピーリングなどの角質ケア

子どもの角質ケアは絶対NG

子どもの角質ケアは絶対NG

小中学生の間でも角質ケアをしている子がいると聞いて驚いたのですが、これは絶対にNG。子どもの肌はデリケートなので、刺激の強い角質ケアなどを行うと、赤みや痛みが出たり、皮がむけたりすることがあります。そもそも子どもの肌は、毛穴も目立たず滑らか。ターンオーバーも正常に働いているので角質ケアは必要ありません。
 

小中学生がやってはいけないスキンケア4:美容液たっぷりのシートマスクやエイジングケア

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美容液たっぷりのシートマスクを毎日取り入れるのはNG

エイジングケアを始める年齢が年々早くなっていると聞きますが、美容液たっぷりのシートマスクや、大人肌向けのエイジングケアアイテムなども小中高生には刺激的。肌には本来、自ら潤う力が備わっているので、小中学生のうちから過剰な保湿は必要ありません。年齢に合ったケアをするように心がけましょう。
 

敏感肌用など肌に優しいアイテムから取り入れてみて!

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スキンケアを始めるなら敏感肌用など優しいものから

小中高生にやってはいけないケアを紹介してきました。とはいえ、近年の紫外線はかなり強力。そのため子どもでも夏場は日焼け止めが欠かせません。

日焼け止めを選ぶ際は、子どもでも使用できる低刺激のものを選ぶようにしましょう。また、日焼け止めを塗ったら、洗顔でしっかり落とすのも忘れずに。石けんでオフできるものを選ぶと便利です。水やお湯のみで洗うだけだと、日焼け止めをしっかりオフできていない可能性があるので気をつけましょう。

また、乾燥が気になる、ニキビが気になるということで、スキンケアを取り入れるのであれば、子どもでも使えるものや、刺激の少ない敏感肌用のものを選ぶようにしましょう。

何はともあれ、過剰なお手入れは大人でも肌トラブルの原因になってしまう可能性があります。肌がデリケートな小中高生は絶対にやめましょう。
 

よくある質問

Q. 子どものスキンケアで絶対にやってはいけないことは?

A.
・レチノールなど刺激の強い成分が入ったものを使う
・ゴシゴシこするなど、過度な洗顔
・ピーリングなどの角質ケア
・美容液たっぷりのシートマスクやエイジングケア

Q. 子どものスキンケアでやっておいたほうがいいことは?

A.
夏場の日焼け止め。近年の紫外線はかなり強力なので、対策をしましょう。なるべく子どもでも使用できる低刺激のものを選び、日焼け止めを塗ったら、洗顔でしっかり落とすのも忘れずに。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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