みんな持ってる「黒ニット・セーター」、垢抜けて見えるポイントは？

「黒ニット・セーター」は冬の定番アイテムのひとつ。ファッションに黒を取り入れるとスタイリッシュな印象になり、引き締まって見えるので、特に冬のニット・セーターの「黒」は何かと重宝するアイテムです。「黒ニット・セーター」は、次の2つのポイントを押さえると、ちょっと差のつくコーディネートになります。

1. 黒でまとめて、アウターの色を引き立てる→タートルネックやハイネックがおすすめ！
2. インナーの白を見せて、抜け感を作る→Vネックやラウンドネックがおすすめ！

この2つのポイントを押さえた4つのコーディネート例を見ていきましょう。
 

黒でまとめて、アウターの色を引き立てる

◾️コートのキャメル色を引き立てる こちらはオンオフ兼用で着られるキャメル色のコート。クラシカルなPコート風のデザインで、ゴールドのボタンがアクセントになっています。ノーカラーなのでタートルネックと相性がよく、マフラーを組み合わせたスタイリングもおすすめです。

この写真は、黒いワンピースに黒いタートルネックセーターを重ねて、足元も黒いレザーブーツでそろえ、縦長のスッキリしたシルエットを作っています。キャメル色はブラウン系の中では明るく鮮やかな色。無彩色の黒を合わせるとキャメルの明るさと鮮やかさが際立って見えます。

◾️ベストのVネックを引き立てる スタイリングの幅を広げてくれるVネックベスト。こちらのベストは腰まで隠れる丈感と少しゆとりのあるシルエットになっています。サイドのスリットですっきりとした印象に。

この写真は、ハイネックセーターとスラックスを黒でそろえ、ベージュのVネックを重ねたコーディネート。ベージュは明るく柔らかい色なので、黒と組み合わせると明暗のコントラストの効果で、ベストのVネックがくっきりと浮かび上がります。
 

インナーの白を見せて、抜け感を作る

◾️ワイドシルエットのVネック黒セーター 黒いセーターとグレーのスラックスの組み合わせ。セーターのVネックの深さをいかし、インナーの白いTシャツを見せて、抜け感のあるコーディネートになっています。

この写真のように、セーターもスラックスもややルーズなシルエットなので、インナーはTシャツが◎。もっとタイトなシルエットであれば、インナーにブラウスやシャツを入れて、パンプスを合わせても素敵です。

◾️ラウンドネックのオーバーサイズニット オーバーサイズニットとタイトシルエットのIラインスカートを黒でそろえたコーディネート。インナーの白Tシャツを見せることで、立体感のある編み地が引き立ち、すっきりとした印象に仕上がっています。

この写真のように足元を白いダッドスニーカーにすると、足元に抜け感が生まれ、セーターのたっぷりとしたボリューム感が整います。

今回は、黒ニット・セーターのちょっと差のつくコーディネートをご紹介しました。

タートルネックやハイネックのニットはオーバーサイズはNG。コート、ジャケット、ベストなどを重ねることを想定して、ややタイトなシルエットを選ぶと着回しの幅が広がります。Vネックやラウンドネックのニットはインナーを見せることを考え、ややルーズなシルエットを選ぶといいでしょう。

ご紹介した2つのポイントを参考に、皆さんもコーディネートを工夫してみてくださいね。


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