人間関係

安達祐実、2度目の離婚発表に「何度も離婚できるなんて、ある意味“幸せ”」と羨む女性たち

俳優の安達祐実さんが2度目の離婚を発表した。世の女性たちからは、何度も離婚できる“幸せ”をうらやむ声も多い。自立できていさえすれば、「好きなように生きていくのが一番」なのだから。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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年末に駆け込み離婚する人たちも……

何度でも離婚できる人が「羨ましい」との声も……

年末にきて12月28日、俳優・安達祐実さん(42歳)が、カメラマンの夫との離婚を発表した。2005年にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さんと結婚、女の子をもうけたが2009年に離婚。2014年にカメラマンと結婚、第二子となる男の子を出産したが、今回また離婚となった。

「好きなように生きていくのが一番」との声

2歳から芸能界で仕事をし、芸歴40年! 子役時代は陰鬱な感情にも陥ったことがあるようだが、見事に大人の女優へと脱皮、着実にキャリアを重ねている。
 
彼女の2度目の離婚に世間は「自立していて、夫に頼る必要もないのだから、好きなように生きていくのが一番」という声が多い。

「何度も離婚できるのは、ある意味では幸せだと思う」と言う一般女性も少なくない。

「離婚したいけどできない地獄」を語る女性も

「2度目の離婚と知って羨ましかった」

そう言うのは同世代のケイコさん(40歳)だ。結婚して10年、8歳と5歳の子がいるが、共働きの夫との仲は「決していいとは言えない」そう。

だからこそ、カメラマンの元夫と「私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます」とした安達祐実さんのコメントに心惹かれたという。

「夫婦としての関係を解消しても接点が持てるということは険悪にならないうちに離婚できたということですよね。私だって何度離婚を考えたことか」

ケイコさんの夫は8歳年上で、元上司ということもあり、その関係が家庭にも持ち越されたままだ。どこか命令的な口調、「だからおまえはダメなんだ」という決めつけ、挙句の果てには「母親としてどうなんだ」という神経を逆なでするような発言に、うんざりしているそうだ。

夫婦になっても関係性は上司と部下のまま

「最初のうちは、私を正してくれるありがたい人生の先輩と思っていたんですが、子育てをしているうちに、もしかしたらこの人はただ威張りたいだけなんじゃないかと思い始めました。でも夫にそういう意図はなさそうだし、どうやら悪意があるわけでもない。ただ、私との関係が上司と部下で始まったから、彼の中で関係性が固定していて崩せないみたいなんです。私は何度も、彼の心をノックして開けようとしたけど、彼は上司という扉を壊そうとはしなかった」

そうしているうちに、社会人として妻として母として活躍を続けるケイコさんのほうが、年上の夫より大人になってしまったのではないだろうか。

「私もできれば、夫から自由になりたい。でも子どもたちは父親を慕っているし、この先かかる学費などを考えたら、やはりふたりの経済力があったほうがいい。それに離婚する決定的な理由がないんですよね。友人は、『おまえはダメなんだ』と言われた時点で別れると私の代わりに怒っていましたが、やっぱり、ここは私が我慢すればすむと思っちゃうんですよね。立場が弱いわけではないけど、女だから、元部下だから弱いと自分でも思い込んでいるんだと思う」

そこまでわかっていながら、思い切った決断はできないのが現実だとケイコさんは苦笑した。

>「2度目だからこそ離婚できない」理由は?
 
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