人間関係

夫婦生活もできない「あの家の8畳間はいやだ」。40歳女性「大晦日離婚」への決意を語る

年末に離婚届を提出する芸能人のニュースが増えてきた。「大晦日に離婚届を提出する予定」だと語った40歳女性は、2年の結婚生活を振り返りながら「卑怯だ」と夫を断罪した。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

 
年内に「どうしても離婚届を提出したい」理由は何だろう?

年内に「どうしても離婚届を提出したい」理由は何だろう?

年末年始にかけて結婚する人も多いようだが、もちろん年末に離婚して新たな年を迎えようとする人もいる。いずれも大晦日や新年は「忘れずにすむ記念日」なのだろう。

40歳、「大晦日に離婚届を出します」

「今年の締めは、大晦日に離婚届を提出すること」

笑顔でそういうのはタカコさん(40歳)だ。2年前、同い年の男性に何度もプロポーズされて結婚した。

「私は結婚するつもりはなかったんです。母ひとり子ひとりだし、一生、母と暮らしていこうと思っていた。でも彼と付き合って1年、結婚するのも悪くないなと。母は『私はまだまだひとりで大丈夫だから、あなたはあなたで幸せになって』と言ってくれました」

ひとり暮らしの彼の部屋は、タカコさんの実家からも遠くはない。彼女が彼の部屋に越してもいいし、週のうち半分くらい別居という形での結婚もいいのではないか。タカコさんはそう思って彼に相談した。

「そうだね、結婚してからゆっくり考えようと彼も言ってくれて」

彼は結婚するために私をだました?

ところが結婚したとたん、彼は「実家に戻る」と言いだした。

「彼の実家からだと、彼も私も出勤時間が今までの倍くらいかかるんです。冗談でしょと言うと『オレは親を放っておけない』と。ちょっと待って、あなたのところは両親揃っているし、実家近くに妹さん一家もいる。だったら私だって急にひとりになる母が心配だと反論しました。すると『きみはもう、うちの家族なんだから』って」

彼の苗字を名乗ることにしただけで、別にあなたの家に入ったわけじゃないと言っても、彼は聞く耳をもたなかった。

「耐えられなかった。母に言ったら、とりあえず行ってみたらどうかな、と。ダメならそのとき考えればいい。案外、大家族も楽しいかもよって。母に背中を押されて、引っ越しましたがうれしいというより、せつなかったですね。結婚してからそういうことを言い出す夫にも不信感を抱きました」

彼はあとからポツリと「結婚前に同居してほしいと言ったら、結婚してもらえないと思った」とつぶやいたという。「卑怯です」とタカコさんは断罪する。

>妻になれば言いなりにできると思っていた?
 
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます