ボーナスの使い道ランキング！【2023年冬最新版】

   

2023年冬のボーナス使い道は？

物価が上がる中、欲しい物が買えないと嘆く人が多そうな2023年の冬。ボーナスの使い道に変化はあるのでしょうか？ 株式会社ロイヤリティ マーケティングが発表した「第59回 Ponta消費意識調査 2023年10月発表」のデータを元に、ボーナスの使い道をみてみましょう。
 

ボーナス使い道ランキングTOP3：預貯金、旅行、食品

【2023年冬のボーナスの使い道（3つまでの複数回答） 「Pontaリサーチ」調べ】
【1位】貯金・預金 34.5％
【2位】旅行（宿泊を伴うもの）6.7％
【3位】食品（ふだん食べるもの）5.5%
【4位】外食（食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店）5.1％
【5位】財形貯蓄 3.4％
【6位】衣服 2.9％
【7位】投資信託 2.3％
【7位】株式 2.3％
【9位】食品（お取り寄せなど、特別なもの）1.7％
【9位】旅行（日帰り）1.7％
　　　　特にない　8.6％
　　　　支給されない・分からない　47.0％
 
トップは、今年も「貯金・預金」で34.5％でした。常にトップの預貯金ですが、2019年には40.5％で、その後は毎年減っています。年代別にみると、20歳代は5.8ポイント、30歳代は3.8ポイント昨年より下がっており、若年層でボーナスを預貯金する人が減っています。
 

宿泊旅行は2位も前年より微減

2位は「旅行（宿泊を伴うもの）」で6.7％でした。前年は7.0％でしたから、わずかに減っています。円安で海外旅行も行きにくくなったのが影響しているのかもしれません。
 

外食は増、食品は減

3位は「食品（ふだん食べるもの）で5.5％。前年より0.1ポイント減っています。一方、4位の外食は5.1％。前年より0.6ポイント増えています。また、9位の食品（お取り寄せなど、特別なもの）1.7％ですが、前年は3.0％でした。こちらも大きく減っています。外食が戻ってきているようです。
 

投資信託、株式ともに増

5位は財形貯蓄で3.4％。前年より0.1ポイント減っています。また、7位の投資信託は2.3％。前年より0.1ポイント増えています。同じく7位の株式も2.3％で、前年より0.2ポイント増えています。2024年から新しいNISAが始まるなど投資への関心が高まっている影響かもしれません。
 

特にない、支給されない・わからない共に増

多くの使い道が前年より減っている中、特にないが8.6％と前年より1.9ポイントも増えています。また、支給されない・分からないは47.0％と前年より1.4ポイントも増えています。ボーナスを何に使うかより、支給されるかどうかわからず、支給されたとしても何に使うか決めていないという人が増えています。
 

支給額半分以上を貯蓄したい人が半数強

【ボーナスの支給金額のうち貯金・預金したい額の割合 「Pontaリサーチ」調べ】
【25％未満】　　　16.6％
【25％～50％未満】29.0％
【50％～75％未満】23.1％
【75％以上】　　　31.2％
 
ボーナスの使い道トップは預貯金でした。この預貯金をしたい人のうち、支給額のうち預貯金したい割合が一番多いのは75％以上を貯蓄したい人で31.2％。次は、25％～50％未満を貯蓄したい人が29.0％となっています。ボーナス支給額の半分以上を貯蓄したい人が54.3％。半分以上の人がボーナスの半分以上を貯蓄、そして、3割程度の人が75％以上を貯蓄したいとのこと。多くの人が多くの割合を貯蓄にまわしたい様子がわかります。
 
とはいっても、支給されない・分からない人も47.0％と、ボーナスが支給されない人も多いのも現実です。支給されたボーナスは、貯蓄しつつ、しっかりと予算管理をして使う事が大切です。

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