気候・イベント・旬の味で調べる北海道
独特な季節感を持つ北海道。いつ訪れるかで、選ぶ旅先や印象が違ってきます。気候やイベント、旬の美味から行き時を検討してみましょう。※天候や服装の目安は札幌圏のもの。道北、道東、海岸部はこれより少し寒い場合が多いです。
※旬の美味の大半は、その月だけではなく、1~2カ月ほど旬(漁獲期・収穫期)が続きます。
1月
真っ白な季節。道南や道東の一部を除き、雪景色を楽しめる時期。1~2月は寒さを逆手にとった冬のアクティビティやイベントも目白押しです。最高気温がマイナスになる「真冬日」が増えるので、厚着は必携。靴底が冬仕様の靴、またはすべり止めをつけることをお勧め。
■主なイベント
- しかりべつ湖コタン(鹿追町)
アイスバーや氷上露天風呂など、凍った湖の上で寒さを楽しむ体験型のロングイベント。 - 千歳・支笏湖氷濤まつり(千歳市)
支笏湖の湖水でつくった氷のオブジェが立ち並ぶ、美しく幻想的なイベント。 - 層雲峡氷瀑まつり(上川町)
氷のアートをライトで照らし出す神秘的なイベント。土日には花火も。 - ダイヤモンドダストin KAWAYU(弟子屈町)
冬の澄んだ夜空に浮かぶイルミネーションがきれいなイベント。
■旬の味覚
ホッキ貝、寒のり(厳寒期に採る香りのいいのり)、越冬キャベツ(雪の下で貯蔵することで甘味が増したキャベツ)
2月
厳寒の季節。オホーツク海では流氷観光がシーズンを迎えます。真冬日が続くので、オーバーコートやダウン、インナーも厚手のもの、冬靴は必携。ただ、建物や乗り物の中は暖かく気温差が大きく、体調を崩しやすいので、重ね着で調整する必要あり。
■主なイベント
- しかりべつ湖コタン(鹿追町)
1月を参照 - 登別温泉湯まつり(登別市)
寒さの中で湯気と熱気にあふれる湯かけ合戦が見もの。 - 知床ファンタジア(斜里町)
オーロラを再現した音と光の幻想的なイベント。3月中旬までの開催。 - さっぽろ雪まつり(札幌市)
北海道の冬を代表する大イベント。巨大な雪像は見ごたえたっぷり! - 小樽雪あかりの路(小樽市)
小樽のレトロな街並みを、ろうそくの灯りがロマンチックに演出。 - 昭和新山国際雪合戦(壮瞥町)
日本最大の雪合戦のイベント。迫力満点! - ダイヤモンドダストin KAWAYU(弟子屈町)
1月を参照。
■旬の味覚
ヤリイカ、ハッカク(体が八角形をしたユニークな白身魚)、ニシン
3月
冬ときどき春の季節。雪はまだ降りますが、日差しは徐々に強くなる時期。服装は軽めの冬物でOK。また道南の一部を除き、道内には杉がないので、この時期だけ北海道にプチ移住する花粉症の方も年々増えています。
■主なイベント
- しかりべつ湖コタン(鹿追町)
1月を参照 - 知床ファンタジア(斜里町)
2月を参照。
■旬の味覚
ボタンエビ、甘エビ、カズノコ、スワイガニ