富良野で「夏はラベンダー、冬はスキー」

北緯43度20分・東経142度23分、北海道の中心に位置し、別名「北海道のヘソ」と呼ばれる富良野。ここは夏になると町全体を紫色に染める「富良野名物・ラベンダー」やお隣・美瑛町のお花畑を目当てに多くの観光客たちが訪れる「道内屈指の観光スポット」ですが、富良野の魅力は夏だけではありません。
undefinedundefined

富良野名物・ラベンダー

冬の富良野はラベンダー・カラーから一転してピュアな白銀の世界に変身!そして町の南西部、西富良野岳・北の峰にある「富良野スキー場」には、こちらの良質なパウダースノーを求めて全国から、いや今ではヨーロッパや東南アジアからもスキーヤー・スノーボーダーたちが押し寄せてきます。

今回は、ニセコルスツトマムと並ぶビッグゲレンデ・富良野スキー場にこれから皆さんをご案内しましょう。
undefinedundefinedundefined

西富良野岳・北の峰にある富良野スキー場

 

リゾートの雰囲気がいっぱい、富良野ゾーン

富良野スキー場はゲレンデの総面積168ヘクタールを誇る北海道屈指のスノーエリアで、富良野ゾーン北の峰ゾーンの二つに分かれていています。最初は当スキー場のメインゲレンデ、富良野ゾーンを滑ってみましょう。

こちらのベースとなるのが、山麓に白くそびえる新富良野プリンスホテル。荷物をクロークに預け、ロッカールームでスキーウェアーに着替えたら、そのすぐ外はもうゲレンデです。

目の前から出ているプリンスロマンスでまず一本。リフト終点からカラマツ林を抜けるからまつCは平均斜度11度のなだらかなコースなので、軽く足慣らしをしましょう。
undefinedundefined

カラマツ林の向こうに見える新富良野プリンスホテル

山のすそ野ながらも雪質は上々。林の向こうに見える白亜のホテルとその先の山々を見ながら滑っていると、それだけでリゾートの雰囲気に浸ることができ、何やら楽しい気分になってきますが、やはり「富良野の神髄は山頂にあり!」。

もう2~3本滑りたい気持ちを抑え、101人乗りの富良野ロープウェーに乗り込んで山頂に向かいます。
undefinedundefined

101人乗りの富良野ロープウェーで山頂へ

ロープウェイを降りたその先にあるダウンヒル第3ロマンスリフトをさらに乗り継いで、一気に標高1209mのスキー場で一番高い地点へ。
undefinedundefined

山頂リフトの左右に広がる二つのコース

リフト終点から右手(写真の右)には中級のテクニカルCコースが、そして左手(同左)には上級のパノラマCコースがあります。この二つのコースは標高が高いだけあって富良野と北の峰、両ゾーンの中では一番の雪質。グルーミングされたバーンに乗り出すといきなりスキーの板がスルスルと走り出します。ターンの切れも良く、板のコントロールも思いのまま。これぞ世界を魅了する富良野のパウダースノーと、その感動もひとしおです。
undefinedundefined

山頂はエリア内で一番の雪質

パノラマCは一応「上級」コースとなっていますが、斜度は最大でも29度までの整地されたバーンなので、プルークでもしっかり制動を効かせて滑ることができれば大丈夫。また、テクニカルCからスピースCとどまつCへと続くダウンヒルコースは、初級レベルのスキーヤーでも4キロを越えるロングクルージングを満喫ができます。体力に自信がある方は、山頂からノンストップの「イッキ滑り」にチャレンジしてみても楽しいかも知れませんね。
undefinedundefined

山頂からイッキ滑りにチャレンジ

 

北の峰ゾーンで絶景滑りを堪能

せっかく富良野に来たのですから、隣の北の峰ゾーンも滑っておきたいもの。ロープウェーの終点から連絡C、林間Cのコースを滑って行くと、およそ20分で北の峰ゴンドラの乗り場に到着します。
undefinedundefined

連絡コースを滑って北の峰ゾーンへ

リゾートムードいっぱいの富良野ゾーンとは打って変わり、北の峰ゾーンは歴史の重みを感じさせるゲレンデです。何でもこちらに第1リフトが設置されて「北の峰スキー場」として開業したのが今をさかのぼること半世紀の1962年という事ですから、北海道の中でも「老舗中の老舗スキー場」と言えるでしょう。

こちら北の峰ゾーンの魅力はコースのバリエーションとその景観。山麓には、なだらかで初心者に優しい、広大なゲレンデが広がっています。
undefinedundefined

初心者に優しい山麓のゲレンデ

また中腹から山頂には中・上級者向けのコースと、それぞれのレベルに応じてうまくレイアウトされており、天気が良ければどの場所からでも「絶景スキー」を満喫できます。

特に北の峰ゴンドラで昇った山頂、そこには息を飲むような別世界の光景が……
undefinedundefined

北の峰山頂から富良野岳をのぞむ

正面には十勝岳連山から富良野岳に連なる一大パノラマが、そして眼下には真っ白な雪に彩られた富良野の町並みが広がり、誰もがスキーを忘れてその絶景に魅入られるようにたたずんでいます。

ゴンドラ山頂駅を降りた場所には、雪で展望台が作られており、一般の観光客がこちらで「絶景パノラマ」を撮影する姿も。
undefinedundefined

雪の展望台から絶景パノラマを撮影

 

ここがパワースポット!富良野で風水エネルギーラインを滑る

山頂からのダウンヒルコース、レディースダウンヒルCの出だしは斜度およそ30度の整地されたバーン。遥か山麓に見える富良野の町に向かってダイビングするように斜面に飛び込みます。

何しろここは世界レベルの良質の雪。少しスキーのエッジを立てるだけで雪面から力強い抵抗を受け、板はシャープに回転をし始めます。雪煙をあげながら左に、右にと続くリズミカルなターンを繰り返し、心地よいスピードに身をゆだねる爽快感……
undefinedundefined

  絶景を満喫しながら、心地よいスピードに身をゆだねる筆者

スキーを滑る、いや、スキー板と自分が一体となって雪面を滑走しながら、不思議な「気」を感じてふと顔をあげると、正面の富良野岳とその左右を守る三角形の山の「三つ重なったピラミッド」がいきなりと目に入ってきました。
undefinedundefinedundefined

富良野岳とその左右の三つのピラミッド

富良野岳のピラミッドパワーが左右の山々・小ピラミッドで増幅され、町を経由してゴンドラのラインに沿って一直線にこちらに向かってやってくる。そのエネルギーを真っ正面から受けて、滑れば滑るほど体中にパワーが満ちあふれ、元気になってくるではありませんか!

ここぞパワースポット、というより「パワーライン」古来の風水で説かれている龍脈(りゅうみゃく)・エネルギーの通り道だったんだと確信した次第です。
undefinedundefined

正面の山からゴンドラに沿って風水エネルギーが・・・

(注)
風水エネルギーのライン「龍脈(りゅうみゃく)」に関しては、オールアバウトのガイド記事風水師直伝!札幌の風水パワーとは?もあわせてご覧ください。

 

「かみふらの和牛」でパワーアップ!

ゲレンデで富良野の風水エネルギーをたっぷりとチャージした後は、胃袋も満たしてあげましょう。

さて、リゾートホテルでリッチにディナーをという場合、ややもすればフレンチかイタリアンのコース料理や北海道の新鮮な魚介バイキングブッフェというイメージが浮かんできますが、こちら新富良野プリンスホテルのおすすめメニューは、なんと「かみふらの和牛のすき焼き」

ジンギスカンでもステーキでも、はたまたブタ良しトリ良しイノシシも良し、こと肉という名称さえあれば何でも大好きのこの私、「幻の北海道ビーフ・かみふらの牛」への熱い期待に胸をときめかせながらホテル12階の和食レストラン「からまつ」に向かいました。
undefinedundefined

和食レストラン「からまつ」

高層階の窓から夜景を眺め、前菜と刺身をアテに冷えた生ビールを飲みながら待つことしばし。大皿に盛られた野菜と肉がテーブルに運ばれてきました。

鍋を熱して牛油を溶かし、野菜と割り下を入れて、さあ、すき焼きタイムがスタートです。
undefinedundefined

ホテル自慢の逸品、かみふらの和牛のすき焼き定食

肉は適度に刺しの入ったA4ランクの極上品。まさに先ほど滑ってきた富良野の雪景色を思い出させてくれる「霜降り」の逸品です。

鍋がグツグツ煮えてきたら、柔らかい肉を愛おしむように優しくお箸でつかみ、さっと割り下にくぐらせ、玉子をからめてまず一口。
undefinedundefined

柔らかい肉はさっと割り下にくぐらせ、玉子をからめてまず一口

う~ん、さすがホテル・イチオシの逸品。クセのない和牛のコク、旨味、甘味、それらが渾然一体となって口の中で溶け合い、脳に強烈なメッセージを伝達します。

「こ、これは実に美味である」そして「もっともっと食べよ」と。

その後は食欲が命ずるまま極上の肉を口の中に入れ、噛みしめ、味わい、感動し、そしてまた口に入れるという、肉と野菜がなくなるまで延々と続く「美味と快感追求アクション」の繰り返し……

嗚呼、日本人に生まれて良かった、富良野に来て良かったと思った瞬間でした。

【富良野スキー場のDATA】
富良野スキー場ゲレンデマップ
undefinedundefinedundefined

   

住所
富良野市中御料   

スキー場およびレストランの問合せ先
新富良野プリンスホテル   0167-22-111
富良野スキー場 オフィシャルサイト

富良野スキー場へのアクセス
新千歳空港から道東道占冠ICを経て、車で約2時間10分
アクセス情報の詳細ページ(ふらの観光協会)

 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。