人間関係

13キロのダイエットに成功した結果、ママ友を失った私。LINEで重病説が飛び交う事態に…

出産後に太ってしまったので、医師にも相談しながらダイエット。13キロの減量に成功すると、夫はもちろん家族にもとても評判がいい。ただ、ママ友たちは「重い病気らしい」など嫉妬から言いたい放題のようだ。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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人は見知らぬ人にさえやっかみや妬みをぶつける。悪意を隠さない人が増えたのはSNSの出現があってのことかもしれないが、その悪意はSNSの中だけのことではなく、一般社会にも出てきている。相手が知り合いなら、さらに嫉妬心は煽られるのではないだろうか。
かつてのベスト体重まで落とすことに成功したのだが

かつてのベスト体重まで落とすことに成功したのだが

 

ダイエットを始めたきっかけ

同い年の夫と8歳の娘、3人で暮らすユカリさん(41歳)。出産後、仕事を3年ほど休んでいたこともあり、いつの間にかベスト体重より13キロも太ってしまった。

「160センチで49キロから50キロ。それがベストだったんですが、おそらく産後、休んでいるときに5キロくらい増え、コロナ禍でさらに増えたような気がします。怖くて体重計に乗れなかったんですが、1年ちょっと前、思い切って測ってみたらなんと63キロ。びっくりしました(笑)」

夫に「私、太ったよね」と言ったら、「オレからは言えなかった」と笑っていたという。ふたりは学生時代からの友人で、30歳を前に再会、友情が恋に変わって結婚した。

夫は同じものを食べているのに、若いころと体型が変わらない。だが、聞いてみると会社のエレベーターは使わずに5階まで毎日階段を利用、外回りも多いのだが早歩きを心がけていると明かした。

「やっぱり普段から気をつけていないとダメなんですね。私は自分に甘いから、今日は仕事が忙しかったから、ちょっとご褒美、なんてケーキを食べちゃうタイプ。ただ、この年になると生活習慣病も怖いですし、すぐに息が切れるようになっていたので、このままではいけないと一念発起したんです」

週3出社で「おやつタイム」が増えた

ユカリさんはコロナ禍以降、会社の方針で週3日の出社という働き方になった。家にいる時間が長いと、やはりついおやつタイムをもうけてしまうのもいけなかった。

「まず間食をやめました。ちょうど去年の春から娘が小学校に入学したので、保育園時代よりさらに規則正しく暮らすようになった。それをチャンスとして、在宅ワークの日も以前だったら昼ご飯を抜いて仕事をしたりしていたんですが、そういうことはやめました。昼食は娘の給食の献立を見ながら似たようなものを食べ、夕飯は軽めにしたんです」

最初はお腹が空いてたまらなかったが、だんだん慣れてくるもの。1カ月で1キロ減量を目標に、ときには甘いものを食べながらゆるやかなダイエットに取り組んだ。

「もちろんダイエットする前に、近所のかかりつけの医者からアドバイスを受けました」

無理せず健康を損ねずに体を絞っていこうと決めた。

>人は何かと悪く言いたがるもの
 
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