遊園地の定番! 1年中いつでも怖いお化け屋敷
全国各地の遊園地・テーマパークで「これは怖い!」という常設のお化け屋敷&ホラーアトラクションを厳選してみました。オドロオドロしい「新・幽霊堂」の世界 |
恐怖度を選べるホラーアトラクションは世界初です |
よこはまコスモワールド
(神奈川県)
【タイプ】ライド乗車型
【所要時間】約5分
【料金】500円 ※フリーパスなし
金網で覆われたライドに乗って“怨念渦巻く殺戮の世界”へ。このアトラクション最大の特徴は「恐怖度」を乗る前に自分で選べるところです。怖さ控えめの「たま一つ」、スタンダードな「たま二つ」、そして幽霊たちの臨場感が最大の「たま三つ」。アナタはどれを選びますか?
暗闇の中で撮影ポイントを探していくのが恐怖ポイントです
「怨念旅館」は、ホラーなエリア「もののけ番外地」にあります
ナムコ・ナンジャタウン(東京都)
【タイプ】自分で歩行型
【所要時間】平均約10分
【料金】600円(入園料別途)
※1日フリーパス券(3900円)利用可
フードテーマパークで知られるナンジャタウンですが、ホラーアトラクションの充実度も高いんです。もののけ番外地にあった「地獄旅館」が「怨念旅館」として、2010年7月にパワーアップして登場。“能面蟹”というアイテムを手に、暗闇の中を自らの判断で進んでいき、いくつかの撮影スポットで写真を撮ります。そして最後に、撮影した写真を受け取ると……。新しいタイプの心霊写真体感アトラクションです。
■お化け屋敷
ナガシマスパーランド(三重県)
【タイプ】自分で歩行型
【所要時間】平均約10分
【料金】300円(入園料別途) ※パスポート(4100円)利用可
2010年8月1日に登場した「お化け屋敷」は、歩行距離が以前の倍になって、恐怖度も数倍増量しました。
廃校となった小学校が舞台。その子どもたちは…… |
遊園地の高台にある、らせん階段を利用したホラータワー |
グリーンランド(熊本県)
【タイプ】自分で歩行型
【所要時間】平均約10分
【料金】300円(入園料別途)
※フリーパスセット(4700円)利用可
某全国放送番組で心霊スポットとして取り上げられたこともあるホラータワーです。舞台は廃校の小学校で、教室・職員室・音楽室・保健室などを再現。でも正直、その内容以上に“ホンモノが出る”ウワサのほうが怖いかも……。なお、グリーンランドには、約80種ものアトラクションがあり、ホラー系も「廃校への招待状」や、恐怖度を測れる「呪われた第四病棟」など全部で5種類もあるんですよ。
廃墟となった寺にある「人形の間」には、生きた人間が来るのを待っていた人形たちが…… |
東京ジョイポリス(東京都)
【タイプ】映像・音響型
【所要時間】約10分
【料金】500円(入場料別途)
※パスポート(3500円)利用可
暗闇の廊下、人形だらけの部屋、そして戦慄の体感&立体音響。ヘッドフォンをつけて体験するタイプのアトラクションです。耳元で語られる昔話、“生き人形”を作る音。そう、それはアナタを生きた材料として人形を作る音……。耳元から襲ってくる臨場感がスゴイんです。
4人乗りの小さなライドで呪われた古城の中を進みます |
那須ハイランドパーク(栃木県)
【タイプ】ライド乗車型
【所要時間】約3分30秒
【料金】600円(入園料別途) ※ファンタジーパス(3400円)利用可
ライド乗車型の中でも、その音響・照明・特殊効果のリアルさは特筆モノです。ハリウッドの映画も手がける会社による映画技術を駆使した演出は、設置当時、画期的でした。一度、この名作ホラーライドに乗ってみてください。
「ゴースト・ウエディング」にある扉の部屋 ©ハウステンボス/J-13154
メロディ・イン・ザ・ダークにある工房
ハウステンボス(長崎県)
【タイプ】自分で歩く型ほか
【所要時間】2つのホラー館は各約10分ほか
【料金】2つのホラー館は各500円ほか(入場料別途)
ゴーストたちが集う世界最大級のホラータウンです。メインは2つのホラー館で、ひとつはマジックショーやトリックアートも楽しめる「メロディ・イン・ザ・ダーク」、もうひとつは恐怖と笑いが交互に襲う(?)新感覚のホラーアトラクション「ゴースト・ウェディング」。ほかに、占い師がいる「フォーチュン・チェンバー」などもあります。エリア全体がすべてホラー系というのは新しいスタイルです。2012年夏にはリニューアルしました。
お化け屋敷は遊園地の定番アトラクション。特に、夏の人気はプールに勝るとも劣りません。勇気を出して入れば、その恐怖がいつか“楽しみ”に……それがお化け屋敷なのです。