ここではAll Aboutが9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組んでいるのかご紹介。
色々な方の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みたりするきっかけになると幸いです。
56歳で早期リタイアを実現した60歳男性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は富山県に住む60歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
妻、子3人(同居不明)
■金融資産
世帯年収:本人100万円、配偶者550万円
世帯金融資産:現預金9000万円、リスク資産2000万円(別途不動産所有)
■リスク資産の内訳
日本株:航空会社を中心に600株
外国株:ヘルスケア関連に600万円ほど
債券:IT系グループ企業の社債に1000万円ほど
56歳で早期退職を実現したという今回の投稿者。
「35歳時に持ち家を購入した際に、ライフプラン作成。その際に今後の生活を考えた時に投資も必要と考えた。さらに、持ち家を購入した際にも家に生活を合わせるのではなく、生活に家を合わせたい考えていたので、経済状況を考えて買い替えや追加購入を考えた」
また「子供も、自分と同様に薬学部に進学させたいと考えていた」ためその資金を貯める運用を考えたと言います。
そこで「10年で購入した家のローン完済(4500万円)と預金1000万円。55歳で早期退職して不動産収入を得る。60歳で預金1億円」を目標に立てたそう。
56歳資産1億1000万円男性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・45歳でローン繰り上げ返済
・47歳で自宅売却して新居を購入
・51歳でマンション1棟建築(1億円)
・53歳でセカンドハウス建築
・54歳で分譲マンション購入
・56歳で早期退職。退職金含めて預金1億1000万円を達成
と不動産投資を中心に資産を増やしていったことが伺えます。
「自宅以外はすべて賃貸にして家賃収入約1000万/年。株に関しては株主優待で家族で外食を楽しんでます」
また「退職金をキャンペーン預金で運用して毎年50万円の運用益」があり「投資として絵画の購入」もしているそう。
56歳で早期リタイアを実現した60歳男性の投資に役立ったこととは?
かなり当初の計画通りに進んでいる投稿者の資産運用。「思うように進んでいるのでびっくり。友人から相談されるのが驚き」と語ります。
同時にライフプランの作成がご自身の運用計画に深くかかわっていると言います。
「ライフプラン作成時に車に関しての資金が大きいことがわかり、考えが変わり車がなくても生活できる環境を考え、家の購入も街中の中心部で購入とした。早期退職を目標にして65歳から年金と運用益で暮らせるように考えた」
また「人と同じことをしていても変わらないと考えている。大きな利益を取りにいくより、地道な確実な方法が長期的には有利。自身で決定できない人は資産運用は難しい。見かけの金利の大きさだけを気にしている人は厳しい」とコメントされています。
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