1:比嘉茶舗「さんぴん茶 赤大 茶葉150g」
さんぴん茶はお土産店でもいろいろ販売されていますが、おすすめは比嘉茶舗の「さんぴん茶 赤大 茶葉150g」540円(税込、以下同)。棒さんぴんなどとも呼ばれるもので、中にさんぴん茶の茶葉が入っています。ピンクのパッケージもかわいらしく軽いので、持ち帰りにも便利です。パッケージにある「桜坂入口」とは、那覇の歓楽街である桜坂の入口のこと。このさんぴん茶を販売している比嘉茶舗が、最初にお茶の販売を始めた場所だそうで、今も店舗が残っています。
2:竹製菓「沖縄の黒糖飴」
沖縄のお茶請けといえば、黒糖。黒糖を使ったお菓子や食品は、数多く販売されていますが、筆者のおすすめは竹製菓の「沖縄の黒糖飴」です。竹製菓は創業が昭和6年という老舗の飴屋さん。沖縄県の素材で作られる飴たちは、スーパーや市場などで見かけることが多いのですが、中でもこの「沖縄の黒糖飴」は秀逸! 原料は黒糖と水飴のみで、味も舌触りも濃厚。筆者は、那覇市牧志にある雑貨店「tituti OKINAWAN CRAFT」で236円で購入しました。
3:シママース本舗「沖縄の塩 シママース」
「沖縄の塩 シママース」は、沖縄のだいたいのスーパーで販売されているマースで、地元のお母さんが普段から料理に使っているものでもあります。ちなみにマースとは沖縄の言葉で塩のことです。沖縄の塩はお土産としても有名ですが、結構お値段が高い商品も。ただ、「沖縄の塩 シママース」なら価格は345円(650g)で、パッケージもレトロでいい感じ。「メキシコまたはオーストラリアの天日塩と沖縄の海水でつくりました」とパッケージにもあるように、100%沖縄の天然塩ではありませんが、沖縄の海水の恵はチャージできるのでは? 自宅で料理する人にもおすすめです。
4:沖縄製粉「サーターアンダギーミックス/黒糖アンダギーミックス」
沖縄の主婦の味方、沖縄製粉の「サーターアンダギーミックス/黒糖アンダギーミックス」は、沖縄県内のスーパーならどこででも購入できる人気商品です。卵とサラダ油さえあれば簡単に、しかもおいしく、きれいなサーターアンダギーが作れてしまうもので、揚げ物が苦手な筆者でも、短時間でいい感じに完成させることができます。できあいのサーターアンダギーを購入して帰るのももちろん良いのですが、できたての味わいは別格。しかも、1袋たった400円前後で大量に作ることができます。お子さんのいる人へお土産にするのもいいですね。
5:市場で買える「ネット入りシークヮサー」
野菜や果物が地元価格で購入できる市場は、ぜひ立ち寄ってほしいショッピングスポット。沖縄野菜を購入して帰って料理をするのも楽しいですが、筆者のおすすめは「ネット入りシークヮサー」です。なんと写真の商品は、那覇市にある栄町市場の青果店で350円でした。シークヮサーは、お酒に入れるもよし、調味料として使うもよし。持ち帰ってこのまま冷凍すれば、日持ちもしますので、ぜひ!
6:チョーコー「いなむるちみそ」
いなむるちみそは、沖縄の郷土料理「いなむるち」に使われるみそで、「いなむどぅち(イナムドゥチ)」などと呼ばれることも。いなむるちは、豚肉やカステラかまぼこ、こんにゃく、シイタケなどを具材にしたみそ汁で、琉球王朝料理でもあります。粒がなく滑らかで、甘いのが特徴のみそ。そのままみそ汁に使うのもありですが、普段使っているみそと合わせてもおいしいですよ。なかなか本土ではお目にかかれない甘いみそ、こちらもぜひ、買って帰って試してみてください。
7:塩せんべいとタンナファクルー
「家に置いておくといつの間にか、誰かが食べてしまっている……」、そんな島の駄菓子もお土産におすすめです。これらもスーパーや商店、コンビニなどで見かけることもあります。
塩せんべいは、小麦粉で作ったせんべい。沖縄の子どもはこれに、マーガリンやチョコソースなどを塗って食べます。タンナファクルーは、黒糖や小麦粉、卵などで作る焼き菓子です。
どちらも沖縄では「チーチーカーカーする」と表現されるように、口の中の水分を持っていかれる系の食感ですが、どこか優しくて懐かしい、沖縄人好みの駄菓子なのです。どちらも安価で手に入りますので、バラマキ土産にもおすすめです。
今回は、ヤマト嫁の筆者がおすすめする超ローカルなお土産をご紹介しました。沖縄らしさがより伝わるお土産は、地元のスーパーや市場、商店街などで見つかります。ぜひ、探してみてくださいね。