沖縄の観光・旅行

沖縄の人も普段から“愛用”している! 現地在住18年のヤマト嫁が選ぶ「超ローカル土産」7選

本土から沖縄に嫁いできたヤマト嫁の筆者が、島のスーパーや市場などで購入できる「超ローカル土産」を厳選して7つご紹介します! お手頃価格で購入でき、“沖縄らしさ”がよく伝わるローカル土産は、自分はもちろん、家族や友人へのバラマキ土産としてもおすすめです。

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

沖縄人好みのローカルな一品をお土産にどうぞ!

沖縄人好みのローカルな一品をお土産にどうぞ!

ヤマト嫁とは沖縄に本土から嫁いできた女性のこと。沖縄在住18年目となるヤマト嫁の筆者が、島のスーパーや市場などで購入できる、超ローカル土産を厳選して7つご紹介します!
 

1:比嘉茶舗「さんぴん茶 赤大 茶葉150g」 

袋を開けるとふわっとジャスミンの香りがただよいます

袋を開けるとふわっとジャスミンの香りがただよいます

さんぴん茶はお土産店でもいろいろ販売されていますが、おすすめは比嘉茶舗の「さんぴん茶 赤大 茶葉150g」540円(税込、以下同)。棒さんぴんなどとも呼ばれるもので、中にさんぴん茶の茶葉が入っています。ピンクのパッケージもかわいらしく軽いので、持ち帰りにも便利です。

パッケージにある「桜坂入口」とは、那覇の歓楽街である桜坂の入口のこと。このさんぴん茶を販売している比嘉茶舗が、最初にお茶の販売を始めた場所だそうで、今も店舗が残っています。
 

2:竹製菓「沖縄の黒糖飴」

パッケージも上品でお土産向き。一度食べるとヤミツキに……

パッケージも上品でお土産向き。一度食べるとヤミツキに……

沖縄のお茶請けといえば、黒糖。黒糖を使ったお菓子や食品は、数多く販売されていますが、筆者のおすすめは竹製菓の「沖縄の黒糖飴」です。

竹製菓は創業が昭和6年という老舗の飴屋さん。沖縄県の素材で作られる飴たちは、スーパーや市場などで見かけることが多いのですが、中でもこの「沖縄の黒糖飴」は秀逸! 原料は黒糖と水飴のみで、味も舌触りも濃厚。筆者は、那覇市牧志にある雑貨店「tituti OKINAWAN CRAFT」で236円で購入しました。
 

3:シママース本舗「沖縄の塩 シママース」

安いこともあって、沖縄に来るたび仕入れていく友人もいます

安いこともあって、沖縄に来るたび仕入れていく友人もいます

「沖縄の塩 シママース」は、沖縄のだいたいのスーパーで販売されているマースで、地元のお母さんが普段から料理に使っているものでもあります。ちなみにマースとは沖縄の言葉で塩のことです。
 
沖縄の塩はお土産としても有名ですが、結構お値段が高い商品も。ただ、「沖縄の塩 シママース」なら価格は345円(650g)で、パッケージもレトロでいい感じ。「メキシコまたはオーストラリアの天日塩と沖縄の海水でつくりました」とパッケージにもあるように、100%沖縄の天然塩ではありませんが、沖縄の海水の恵はチャージできるのでは? 自宅で料理する人にもおすすめです。
 

4:沖縄製粉「サーターアンダギーミックス/黒糖アンダギーミックス」

画像左は「黒糖アンダギーミックス」(500g/421円)、右が「サーターアンダギーミックス」(500g/405円)

画像左は「黒糖アンダギーミックス」(500g/421円)、右が「サーターアンダギーミックス」(500g/405円)

沖縄の主婦の味方、沖縄製粉の「サーターアンダギーミックス/黒糖アンダギーミックス」は、沖縄県内のスーパーならどこででも購入できる人気商品です。卵とサラダ油さえあれば簡単に、しかもおいしく、きれいなサーターアンダギーが作れてしまうもので、揚げ物が苦手な筆者でも、短時間でいい感じに完成させることができます。
 
できあいのサーターアンダギーを購入して帰るのももちろん良いのですが、できたての味わいは別格。しかも、1袋たった400円前後で大量に作ることができます。お子さんのいる人へお土産にするのもいいですね。
 

5:市場で買える「ネット入りシークヮサー」

沖縄では刺身を食べるときに使う人もいます

沖縄では刺身を食べるときに使う人もいます

野菜や果物が地元価格で購入できる市場は、ぜひ立ち寄ってほしいショッピングスポット。沖縄野菜を購入して帰って料理をするのも楽しいですが、筆者のおすすめは「ネット入りシークヮサー」です。なんと写真の商品は、那覇市にある栄町市場の青果店で350円でした。
 
シークヮサーは、お酒に入れるもよし、調味料として使うもよし。持ち帰ってこのまま冷凍すれば、日持ちもしますので、ぜひ!
 

6:チョーコー「いなむるちみそ」

チョーコーのいなむるちみそはスーパーにて298円で購入

チョーコーのいなむるちみそはスーパーにて298円で購入

いなむるちみそは、沖縄の郷土料理「いなむるち」に使われるみそで、「いなむどぅち(イナムドゥチ)」などと呼ばれることも。いなむるちは、豚肉やカステラかまぼこ、こんにゃく、シイタケなどを具材にしたみそ汁で、琉球王朝料理でもあります。
 
粒がなく滑らかで、甘いのが特徴のみそ。そのままみそ汁に使うのもありですが、普段使っているみそと合わせてもおいしいですよ。なかなか本土ではお目にかかれない甘いみそ、こちらもぜひ、買って帰って試してみてください。
 

7:塩せんべいとタンナファクルー

バラマキ土産には沖縄の駄菓子がおすすめ

バラマキ土産には沖縄の駄菓子がおすすめ

「家に置いておくといつの間にか、誰かが食べてしまっている……」、そんな島の駄菓子もお土産におすすめです。これらもスーパーや商店、コンビニなどで見かけることもあります。
 
塩せんべいは、小麦粉で作ったせんべい。沖縄の子どもはこれに、マーガリンやチョコソースなどを塗って食べます。タンナファクルーは、黒糖や小麦粉、卵などで作る焼き菓子です。

どちらも沖縄では「チーチーカーカーする」と表現されるように、口の中の水分を持っていかれる系の食感ですが、どこか優しくて懐かしい、沖縄人好みの駄菓子なのです。どちらも安価で手に入りますので、バラマキ土産にもおすすめです。
 

今回は、ヤマト嫁の筆者がおすすめする超ローカルなお土産をご紹介しました。沖縄らしさがより伝わるお土産は、地元のスーパーや市場、商店街などで見つかります。ぜひ、探してみてくださいね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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