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日本の出版社で勤務後、現在はアメリカで最大の発行部数を誇る日本語情報誌ライトハウスで働いている岡村由香さんに話を伺いました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

岡村由香さん
ロサンゼルスの日本語情報誌ライトハウスで働く岡村由香さん
今回は、日本の出版社で編集者として働いた後、アメリカで最高発行部数を誇る日本語情報誌ライトハウスで働いている岡村由香さんにお話を伺いました。

学生時代勉強されていたことや現在までの職歴を教えてください。

大学では社会学を専攻し、主に雑誌や報道などメディアに関することを学んでいました。

大学在学中に出版社で2年間アルバイトをしていたのですが、その出版社で入社試験を受けて、 採用していただき、2年間正社員として働きました。学生時代のアルバイトと社会人になってからと合わせて、計4年間その出版社で働いていたことになります。

そこでは月刊雑誌の編集者として働いていました。雑誌が完成し出版されるまでには、今月はどういう特集にするのかという企画から、モデルにどういう服を着せてどこで撮るのかという設定、カメラマンに写真を撮ってもらいその写真をどのようなレイアウトにして掲載するかなど、完成までいくつもの工程があります。編集者の仕事はそれらの工程をすべて把握して動かなくてはなりません。そのため、レイアウトが完成した後も色や明度など刷り上ったものをチェックし印刷所と何度もやりとりをするという日々で、締め切りとの戦いでした。締め切りの前は徹夜の日もあって本当に忙しくしていましたが、好きな仕事だったので毎日充実していました。

海外に目を向けられたきっかけはなんですか?

日本で働いていたときは職場環境、仕事どちらにおいても満足していました。

正社員として2年が経ち仕事にも慣れてきた時期だったのですが、同時に担当雑誌が若年層を読者対象にしていたということもあり、他の雑誌も手がけてみたいという思いがでてきました。

その時、次の会社に移ったとしても今のように忙しくなるということは想像できましたし、大学卒業から就職までずっと休み無く働いてきたので、ここでワンクッションおこうと決心しました。

L.A.には以前3回ほど旅行で来た事がありチャンスがあれば住んでみたいと思っていましたので、ワンクッションおくと決めたときにL.A.のことを思い出し、今までなかなかチャンスを掴めなかったので今だと決意しました。

海外で仕事をしながら生活をすることは英語のブラッシュアップにもなると思いましたし、行くならば長期での生活を体験し観光旅行では見えない生活をしたいと思いました。アメリカに永住をするということを目標にするのではなく、日本に帰国し出版の仕事を続けることを前提としていたので、日本でのキャリア形成も考え期間は1年半にしました。

>>どのようにアメリカ就職の手続きをしましたか?>>
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