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日本人で初めて英ケンブリッジ獣医学部へ!(2ページ目)

今回は、日本人で初めて難関のケンブリッジ大学獣医学部に合格し、まさに今イギリス大学留学の真っ最中である大塩由利香さんからお話を伺いました。

豊田 圭一

豊田 圭一

留学 ガイド

15年以上にわたり留学コンサルタントとして活動後、現在はアジア圏で企業向けの海外研修事業に従事している。スパイスアップ・ジャパン代表取締役、NPO留学協会副理事長などを務めている。

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ケンブリッジ大学獣医学部に留学中の大塩由利香さん
カンタベリーの学校CATS Canterburyの前で!
ガイド:
Fast-track A-levelsコースでオールAだったそうですが、勉強は大変でしたか?オールAを取れた要因は何だと思いますか?

大塩さん:
Aレベルで学ぶ内容自体は日本の高校でやった内容と大きくは変わらないので、私の場合、本来6学期間かけてやる内容を4学期でやりましたし、3科目を取るのが普通ですが、私の場合は数学、生物、化学、物理の4科目を選択しました。

ただ、日本とはシステムが異なりますので、最初はA レベルのシステムを理解するのに時間がかかりました。

全体的な感想としては、先生方はみんなとても協力的で、私たちの意見を授業や課題に積極的に反映してくれました。特に分かりにくいポイントや試験でよく聞かれるポイントなどを過去の問題を参考に何度も練習したりしましたし、こちらから要望すれば、個人に合わせて課題をだしたりや資料を提供してくれました。

私にとってネックだったのは、物理や化学の実験をほとんどやったことがなかったことでしたが、それも何度も授業時間を使って本番さながらの練習をやりました。

Aレベルの対策としては、とにかく多くの過去の問題を解いて、正式な回答と比較しながら、どこがポイントとなっているかを重点に勉強をしました。

>>ケンブリッジ大学の留学生活は?>>
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