マッチングアプリを使っていることを知り合いにバレたくない……どうすべき?
マッチングアプリを使っている時点で“同志”⁉
明治安田生命の調査によると、いまや結婚する男女の2割(5組に1組)は、マッチングアプリが出会いのきっかけ。ならば堂々とマッチングアプリで婚活をすればいいと筆者は思うのですが、まだまだ「マッチングアプリを使っている」ことを知られたくない人は少なくないようです。
マッチングアプリの中には、登録(活動)しているユーザーが大勢います。そしてどのマッチングアプリも「ログインした会員」しか使うことはできません。つまりアカウントを持っているユーザー以外に活動を知られる心配は皆無ということ。安心してください。
「それでもユーザーの中に知り合いがいたら、バレてしまうのでは?」よく考えてみてください。ログインできている時点で、その知り合いもマッチングアプリで出会いを求めて活動しているということ。
同じ穴の狢(ムジナ)を気にする必要はありません。同性なら婚活仲間、異性ならパートナー候補(!)として、前向きに関係を構築すればいいのです。
顔写真1つで、出会いの質と量は大きく変わる
身バレしたくないがために顔写真をアップしないのはNG。好きなスイーツやペットの写真だけでもあなたの人となりは分かるかもしれませんが、顔が分からないのは論外です。「メッセージをもらったら送ります」。自己紹介欄にそう書いたとしても、有効ではありません。あるいは顔写真を載せているといっても、不鮮明(ピンぼけ・見切れ等)では無意味です。あなた自身、そんな写真の人からアプローチされても信用できませんよね。
マッチングアプリは「条件がマッチングした」候補者を一覧で表示するため、ほとんどの人は顔がハッキリ出ていない人を(候補から)外してしまいます。そこでメッセージを送るような人は、数撃ちゃ当たるの「誰でもいい」系か、マッチング数の少ない「スペック的に微妙」系。あなたにとって「いい出会い」になる確率は、決して高くないでしょう。
マッチングアプリで出会いを求める人の多く(男女関係なく)は「真剣に出会いを探しているか」を顔写真の写り方で判断しているのです。
バレても困らない“ちょうどいい”プロフィールとは?
信用されるためとはいえ、顔写真をアップするということは、身バレする可能性が高くなることとトレードオフ。プロフィール(自己紹介)は本名さえ書かなければ「スペックの似た別人」だとシラを切ることができても、顔写真を添えれば、友人知人には特定できてしまうかもしれません。そこでお勧めしたいのは、プロフィールを「個人を特定しづらい+バレても問題ないレベル」にすること。
・写真はプロ撮影で「詐欺にならないギリギリ」に盛る
マッチングアプリは第一印象(顔写真)が全て。身バレを防ぐ意味でも、普段の自撮りではなくプロのカメラマンに「ベストな笑顔」を撮ってもらいましょう。アプリで盛ったほうが別人を装いやすいですが、リアルで会ったとき「だまされた」と思われるのはやりすぎ。ギリギリ「詐欺とはいえない」レベルに仕上げてください。
・画像を複数アップできるのであれば、1枚目は目線を外した顔で
マッチングに使われるのは1枚目の画像です。ここをペットの写真や身体のパーツ写真にするのは論外です。いい出会いを最大限まで増やすためにも、顔写真は必須。
身バレを少しでも避けるためには、1枚目をカメラ目線でない顔写真(※)にすること。カメラ目線の顔写真は、2枚目以降にアップしましょう。
※横顔がキレイな人は横顔推奨。自信のない人は斜めから撮ってもらいましょう。
・出身地(居住地)は「事実でない」場所にしておく
いくら写真が似ていても、写真以外の情報が違っていれば、他人は「別人か」と思うもの。マッチングする対象を検索する際、条件にしやすい3大要素は「年齢」「出身地(居住地)」「年収」です。年齢と年収をサバ読むと真実を伝えたときに悪印象になるので、ごまかすなら影響の少ない「居住地」がベスト。リアルで会うことを想定し、場所は隣県あたりにするのがいいでしょう。
なお、メッセージのやりとりで進展しそうな相手には、早めにカミングアウトすること。「身バレ防止」と言えば、相手も納得してくれるでしょう。
・自己紹介は、知り合いに読まれてもOKな内容に
魅力的な自分を文章でアピールするのは、いい出会いのためには大切なこと。しかしプロフィールが真実とかけ離れていたら、のちにメッキが剥がれてしまうかもしれません。「知り合いに読まれてもウソだと思われない」ラインを心がけて。
最後に必殺技を。アプリ登録直後に「見つかりたくない友人知人」を検索し、こちらが先に見つけてブロックすれば、相手に見つけられる心配はありません。先手必勝です(笑)。