今のトレンドを反映し、これから注目される樹種は
床材の樹種にも、時代によって流行の移り変わりがあります。以前は、節などがなく滑らかな樹種が好まれる傾向にありましたが、最近は、国産ナラなど節も含めたありのままの魅力を活かしたものがトレンドに。今後、注目度が高くなる樹種をご紹介します。池田「コロナ禍で在宅時間が長くなった影響もあり、爽やかな明るい色の床が好まれるようになりました」
中野「ナラやニレ、タモなど、北海道産の広葉樹は人気が高いです。2023年の春にリニューアルしたカタログで、メインの樹種として追加された『アッシュ』も明るい色の系統の床材。次回の調査では、きっとランキングの上位に入ってくると予想しています」
アッシュを使った、自然で美しい木質感のある空間
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我が家に合う床材は、どうやって選ぶべき?
池田「床材は、インテリアへの影響が大きいだけに選択を悩む方は多いです。まず、好きな樹種がはっきりしていればそれを選びましょう。特に希望がない場合は、好ましい空間のイメージを思い浮かべてみてください。明るめか暗めか、オーソドックスか個性的か……方向性が見えてくると選びやすくなります」住友林業のスタッフに、毎日どんな暮らしをしたいか、趣味や好きなこと、家具・小物の好みなど、できるだけ多くの情報をお伝えください。それをヒントに、ご自宅に合った床材を選ぶアドバイスをいたします。
中野「住友林業が取り扱う銘木には、それぞれに大切なストーリーもありますのでご紹介いたします。それを知ると木にいっそう興味や愛着がわきますし、選ぶ際の参考にもなると思います」
大切なのは、実際に触れて風合いを確かめること
床はその上を歩く・座る・寝転ぶなど、すべての建材の中でもっとも人の体に触れるもの。だから、触ってみたときの感覚と風合いは非常に大切です。中野「床材の風合いは、樹種の違いだけでなく加工の仕方でも大きく変わります。住友林業のショールームではサンプルを多数ご用意していますので、実際に手で触れて、お気に入りを見つけることができます」
住友林業のショールームでは、様々な床材の樹種を見比べることができる
ぜひ、お近くのショールームに足を運び、実際にサンプルに触れながら樹種の違いを感じてみてください。
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床材の樹種について詳しく知りたい
住友林業の「PRIME WOOD」
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