47歳女性が出会った27歳年下の相手
「5年付き合った20歳年下の彼に、『同世代で好きな女性ができた。彼女と付き合いたいんだ』と言われました。覚悟はしていたけど、この5年間が思い出されて涙が止まらないんです」そう言うのは、ノゾミさん(52歳)だ。47歳のとき、仕事で知り合った27歳の彼から告白され、何度も断ったあげく根負けして付き合うようになった。
「私、29歳のときに一度結婚しているんです。でもうまくいかずに4年後に離婚。子どもはいません。それ以来、あまり男性に期待しなかったせいか、恋愛はしてもさほど長続きはしませんでした」
愛さえあれば、20歳の年の差なんて?
仕事があって友だちがいて趣味がある。それだけで人生、十分だと思ったのは40歳のとき。子どもがほしいと思ったこともあったが、40歳の声を聞いてすっぱりとあきらめた。「だから年下の彼から告白されたときも、最初はとりあいませんでした。年上好きの男性がいるのは知っていたから、『お母さんだと思っていいよ』『ご飯友だちになろう』などとかわしていたんです。でも彼は真剣だった。『3年付き合ったら私は50歳になっちゃうんだよ』と言っても、彼は『愛しているから大丈夫』と」
お互いの勤務先が近かったから、帰りに待ち合わせて食事に行くことが増えた。彼はアパートの更新があるんだけど、ノゾミさんの近くに住んでもいいかと聞いてきた。近くに住むくらいならどうぞと言うと、徒歩5分のところに越してきたのには驚いたという。
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