日本にいるうちに英語に慣れさせてほしい
プリスクールに入れるためには早めの準備が必要! |
東さん:全く英語を知らない子供が現地のプリスクールに適当するのは難しいと思います。数日間の体験入学であれば全く言葉が分からなくても他の子供と一緒に遊んだり、先生の指示に従う周りの子供の行動を真似たりできますが、そういう生活が何日も続くと、子供といえどもストレスが溜まってきます。
特に日本語を上手に話せる子供ほど、コミュニケーションがうまく取れないストレスは大きくなりやすいでしょう。また、半年や1年という長期間の参加であればストレスも徐々に乗り越えていくことができますが、数週間や数ヶ月という期間は一番微妙な期間と言えます。
そのためにも、もし参加を検討している方は日本にいるうちに少しでも英語を習っておいてはいかがでしょうか。友達や先生の言っていることがよく分からなくても、時折自分の知っている英語表現がでてくれば、理解できることに喜びを感じ、同時に励みになると思います。
それから、最も効果的な方法は、まずは親が英語を楽しんでいる姿を子供に見せ、英語は楽しいものだと印象づけることです。「自分の悪い発音が子供にうつってしまう」といった心配をする必要はありません。発音に自信のない親の英語が唯一の英語情報源にならなければいいのです。
どこのプリスクールでも入れるわけではない
ガイド:お子さんをハワイのプリスクールに入れたい方へアドバイスをいただけますか?東さん:プリスクールに入れるかどうかは、空き状況によりますので、気に入ったプリスクールにどこでも入れるというわけではありません。傾向として長期で通う現地の子供が優先され、短期間しか参加しない外国人の受け入れには積極的ではないプリスクールも多いのです。
また、もし空きがあったとしても、「オムツがほぼ取れていること」や「英語に慣れていること」「親が英語を話せること」といった条件がプリスクールごとにありますので、3ヶ月以上前にはプリスクールの空き状況や入学条件をチェックして、早めに手続きを始めることをオススメします。
ガイド:東さんがオススメできるハワイのプリスクールをいくつか教えていただくことはできますか?
東さん:日本人の子供を受け入れた経験があり、ワイキキからバスで通える範囲にあるプリスクールとしては次のようなところがあります。
1階建ての大きな建物。プールもある広い敷地内には2才児もいれば、上は小学生の子供も通っている。日系人のスタッフは日本語も話すことができる。日本保育園と比較すると決して整理整頓が行き届いているとは言いがたいが個人運営で暖かい雰囲気が持ち味のプリスクール。
Olivet Baptist教会が運営する伝統あるプリスクール。園庭には子供達を見守るように大きな木が1本経っている。建物は3階建てだが、プリスクールは1階。2・3階は教会が利用。3才児のクラスが2クラス、4才児のクラスが3クラスある。
山のふもとに位置する、緑がいっぱいのプリスクール。園庭も広く、遊具も充実している。特に中庭にあるジャングルジムは大人気!ワイキキからはバスの乗り換えが必要だがバス停まで歩いてすぐ。
ハワイ大学マノア校から歩いていけるロケーション。ワイキキからはバスで20分程度。教会が運営する200名規模の小学校の中にある20名程度の小さなプリスクール。園児が20名ほどしかいないのに食堂や園庭もあり施設は充実している。
ガイド:東さん、今日はお話をありがとうございました!
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