そんなまだまだ夏気分! という方のために、All About編集部が全国の男女に実施した「夏のイベント思い出エピソード」アンケートに寄せられた回答の中から、夏ならではの怖い話をピックアップしてご紹介します。

一度怖いと思うと、いつもの街並みですら怖い!
白昼堂々!
怪談話をみんなでして、さんざん楽しんだ後でひとりになったときに思い出す「幽霊の話をしていると、幽霊を呼ぶ」というフレーズ。これが一番怖いような気もします。まず最初は、白昼堂々体験したホラー。「流れるプールで流されていたら、女性用のウィッグが浮き輪に絡んできてビックリした(40代・男性)」
きゃあああああ! まさかそんな! あ、ヅラでしたか……。
夏祭りの惨劇
夏祭りごとに、大量に現れるという幽霊の件について。「浴衣の着付けを左右間違えた(50代・女性)」
「夏祭りで自分で浴衣を着付けたが、間違えて左前に着てしまい恥ずかしかった(30代・女性)」
「浴衣の前身頃が死装束の着方をしてしまっていた(20代・女性)」
幽霊のみなさんにおかれましては、すでに亡くなられているというわけで、着物の場合はかならず、左前で登場いたします。アンケートでは、それなりの数の左前の浴衣のみなさんがただよっておられました。
外で気が付いたときは、もういっそハンカチや手ぬぐいなどで、額につける三角のアレを作って頭に巻くなどして、笑いで切り抜けてください。
そして、下を見てみれば、血まみれの足が……。
「履きなれないサンダルで夏祭りに出かけたところ靴擦れしてしまい、足が血だらけになったこと。裸足で帰りました(30代・女性)」
「花火大会に慣れない浴衣と鼻緒のついた下駄を着用して行ったら、鼻緒がきつくて足から血が出てしまい、歩くのが結構大変だった(40代・女性)」
イテテテ。
廃墟にて
「定番ですが、私たちは夏の肝試しに行くことにしました。かなり有名な廃墟です。建物を登り切るというルールだったのですが、入口のところで1人の男性に会いました。私たちはびっくりしてしまいましたが、いたって普通の生きている男性でした。夏らしい半袖で、片手にビニール袋を下げていました。深夜の廃墟で一体何をしていたのか、見当もつきません(女性・30代)」あっ! これは普通に怖いやつ。生きている人間が一番怖いといいますものね。
狐狸(こり)のしわざ
何かに化かされるというのも、怪談のひとつのジャンルではあります。
「家族でキャンプを楽しんでいたとき、朝起きたら私だけテントの外で寝ていました。寝相が悪いとはいえ、まさかテントから出てしまっているとは思わなかったと、夫に苦笑いをされました(30代・女性)」
よく思い出してください。旦那さんのおとなりには、鼻の周りにヒゲがある奥様がすやすやと寝ておられませんでしたでしょうか? 奥様におかれましては、夢うつつの中で毛むくじゃらの何かに蹴っ飛ばされてはおられませんでしょうか?
「初彼との花火大会デート。花火中に手をつないできて、ドキドキ。花火が終わってふと見たら、違う人だった。その相手も、彼女と間違って手を握ってきていた(女性・30代)」
その握った手は、人にしては毛深くはありませんでしたか?
以上、とびきりの夏のエピソードをご紹介いたしましたが、こんな話では幽霊は集まってきたりしませんので、ご安心を!
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