ちゃらい夫の行動は怪しさを増すばかり。40代女性が語った、義父母を巻き込む修羅場体験とは
予定日2日前の夜も夫は怪しかった
「最初の妊娠のときから、うちの夫は怪しかったんです。予定日2日前の夜、産気づいたんですが、21時を過ぎていたのに夫はまだ帰宅していない。その前からなんとなく言動がおかしかったものの、こちらも臨月なのにめんどうな話はしたくない。それがいけなかったのでしょうか」アヤコさん(42歳)は、32歳のときに5年つきあった彼と妊娠を機に結婚した。ところが女性関係にだらしない夫は、結婚しても生活を改めようとはしなかった。
「夫に言わせると、女友達が多いだけだと。でも友達全員に下心を持っているんですよ。女性に優しいのは確かなんです。でも常に女性の影がついて回るから、5年の交際期間中には何度も別れました。それでもいつの間にかよりが戻ってしまう。妊娠したと言ったら大喜びで『結婚しよう』って」
義母に「アイツでいいの?」と確認された
彼の家にあいさつに行くと、義父母も大喜び。だが帰り際、義母から「アヤコさん、本当にアイツでいいの?」と言われたそうだ。「何かあったらすぐ言って。私はアイツを信用していないから。あなたの味方だからねって」
義母の言葉はうそではなく、つわりに耐えながら仕事を続けたアヤコさんをいつも適度な距離感をもって助けてくれた。ときには息子に向かって「あんただって洗濯や掃除くらいできるでしょ。どれだけアヤコさんが大変か分かってるの?」と一喝してくれたこともある。
「夫も母親には弱いんですよ。怒られると一応、しばらくはおとなしくなって、私の好物を買ってきたりせっせと掃除をしてくれたり。でも時間がたつと、また遊び始める」
友達が多く、飲み会が大好き。自ら合コンを開いて友人同士を結びつけることもある。根は「いいヤツ」なのだが、調子に乗るのが玉にきずなのだ。
結局、陣痛がきたときもアヤコさんは1人でタクシーを呼んで病院に行った。道中で義母に連絡すると、義母もすぐに病院に駆けつけてくれた。しかし夫は、何度電話しても出なかった。
>夫婦の一大事に、夫がしていたこと