人間関係

「何年主婦やってんだよ」「このクソ暑いのにアイロン?」39歳主婦に夫を“諦める”瞬間が訪れた

妻の些細なミスを見ては鼻で笑いバカにする態度をとり続ける夫に対し、不満が積もり続け家庭生活にほとほと嫌気が差す。ただ、残念ながら夫は妻の気持ちに気が付くこともなく、態度が改まる気配もない。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

ある日突然、夫のことが嫌になる。それどころか「結婚生活」そのものに違和感を覚え、このまま続けられないと思うようになった。結婚を維持するための気力がなくなったともいえる。そんな心境に陥ったら、どうすればいいのだろう。
妻が夫を「諦める」瞬間は突然に訪れるのだ

妻が夫を「諦める」瞬間は突然に訪れるのだ 

モラハラ夫にバカにされ続ける日々

「夫の言葉がモラハラだと思って以来、夫とは仲がいいとはいえないんですが、それでも子どももいるし家庭は私にとっていちばん大事な場所。ずっとそう信じてきたんです」

トモカさん(39歳)はそう言った。だが1年ほど前から、その気持ちが揺らぎつつある。8歳になる娘は、自分の命より大事だと言い切れる。だが夫がなにげなく吐く言葉に、ときおり我慢ができず、叫び出したくなるようになった。

「夫は私が些細なミスをすると、フンッと鼻で笑うんですよ。この間も醤油を小瓶に移し替えているとき、うっかりこぼしてしまったんです。あわててテーブルを拭いていたら、フンッと鼻で笑ったあげく、『やると思った。トモカはいっつも迂闊(うかつ)だから』って。夫の顔は笑っているんですが、本当にバカにされている気がした。以前なら気にならなかったか、気になっても『こういうの苦手なんだよね』と笑い飛ばせたものが、そのときはやけに心に引っかかって……」

人には苦手なものもあれば得意なものもある。トモカさんが苦手なことを失敗すると、「絶対そうなると思った」「どうして事前に失敗しないように準備できないの?」と夫の言葉が飛んでくる。そもそも、失敗すると思っているなら夫がやってくれてもいいはずなのに。

「何年主婦やってんだよ」と鼻で笑う夫

「揚げ物をするとだいたい火傷するんです、私。だからメガネをかけてマスクをして、せめて顔に油がはねないようにしてる。もちろん娘は近づかないよう注意して。夫はそれを見ながら『衣をちゃんとつけてないからはねるんだろ。何年主婦やってんだよ』と笑う。何年やっていたって苦手なものは苦手です」

一方、アイロンがけは大好きで、この暑い時期でもきっちりアイロンをかける。短時間でどれだけピシッと仕上げられるかが楽しいらしい。だが夫は、それを褒めたことはない。

「『このクソ暑いのにアイロンなんてかけなくていいんだよ、どうせすぐ汗まみれになっちゃうんだから。無駄なことするよなあ』と夫は言う。パートとはいえ私も働いていますから、確かにアイロンがけなんて無駄かもしれない。でも夫にピシッとしたシャツを着てほしいと思って。結婚当初は『トモカがアイロンをかけてくれたシャツは着心地がいい』と言ってくれていたのに。いつから言わなくなったんだろう……そんなふうに考えていると、なんだか虚しいなと思ってしまうんです」

自分が忙しい思いをして家の中を調えているのに、夫は些細なミスを取り上げるだけで、妻の気持ちを考えようとはしないのだ。

>嫌がる妻の気持ちにはさっぱり気が付いていない
 
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